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透明度良いよ~!!!

8月5日(日) 天気:晴れ 気温:25~29度 水温:26~27度 透明度:8~10m
台風後2日目というのに、透明度が良い!今日は昨日よりさらに良く、しかも水の色が青かった。
沖からいい潮が入って来ているようです。
明日はもっと良くなっているかな??楽しみです!
1本目:グラスワールド
久しぶりにハマサンゴの方まで足を延ばしました。
いつもここにいるお気に入りの生物は、カンザシヤドカリ!
イバラカンザシが居なくなったあとの穴を利用して、住んでいるヤツ。
仕草がとても愛らしいので、個人的もかなりお気に入りの生物です。
ここにいるのは、カンザシヤドカリとニシキカンザシヤドカリの2種。
もう一種いるという情報を聞いたことがあるので、今度じっくり探したいと思っています。
グラスワールド みんなに人気のジョーフィッシュ

ジャパニーズピグミーシーホース、ジョーフィッシュ、ヘラヤガラ、キビナゴ群れ
2本目:住崎
串本にはいないと勝手に思っていたユダチタカノハが何気に目の前を通過。
えっ!?
タカノハダイとミギマキの雑種みたいなこの魚は、伊豆では普通に見られていました。でも、串本にもいるなんて。
串本では初めてみたので、ちょっと興奮。
しかし、かなり地味な魚なのでゲストにウケルか不安だったので、あえて何もしなかった。
ちなみに深度が浅い順に見られるのは、タカノハダイ、ミギマキ、ユウダチタカノハである。
どんな魚か気になった方はネットで検索してみて!
住崎 お菓子の金平糖に似てる!?イソコンペイトウガニ

カゴカキダイ群れ、アマミスズメダイ群れ、イソコンペイトウガニ、卵を守るカモハラギンポ、イソギンチャクモエビ

台風の贈り物

8月4日(土) 天気:くもり 気温:26~27度 水温:26~27度 透明度:5~10m
台風が過ぎ去り波は若干波は残るものの、通常通り潜れました。
しかしながら、やはり透明度は悪い!ですが、20m以深は10mほど見えていたので、台風後としてはキレイでしたよ。
明日から日に日に回復していくと思われますので、これからに期待です。
そして、タイトルにもある通り『台風の贈り物』ですが、それは水温のアップでした。
今年はなかなか水温が上がらなかったのですが、今日は一気に26度までアップ!いきなり3度も上昇しました!
こりゃあもう、快適だ~!
1本目:備前
今回の台風は串本に大きなうねりが来なかったので特に地形の変化は見られません。うねりも完璧におさまり、ハゼ達が出ているくらいでした。
岩の奥にいたオオモンカエルアンコウ、台風だったからか外まで出てきていました。
砂地ではホタテツノハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ミナミダテハゼなど人気種が変わらず盛りだくさん。すぐ手前のキンメモドキの群れも圧巻でしたよ~!
タテジマキンチャクダイ幼魚、マツバギンポ、マアジ群れ、クマザサハナムロ群れ
2本目:グラスワールド
ケアンズから遊びに来ていた先輩が僕が見つけたのよりさらに小さなジャパピグを見つけた!
あんなの見つけられませ~んってくらい小さかった。そのサイズ約5mm。
海外のガイドもなかなかやってくれる。笑
ジョーフィッシュ、クロユリハゼ、ムラサキウミコチョウ、ハナゴンベ、オランウータンクラブ、ナカザワイソバナガニ
3本目:住崎
住崎は暗かった。。。
昼間なのにナイトをしているようだった。
久々にコンパスをフル活用してしまいました。笑
イソギンポ、ニセクロスジギンポ、カゴカキダイ群れ、イタチウオ
明日はもっと透明度が良くなってるかなと予想しております!
新たな生物を運んで来てくれてるかな?
楽しみです!

本日もクローズ

8月3日(金) 天気:くもり一時雨 気温:26~28度
台風は過ぎ去りましたが、台風に向かう風が強く吹き本日もクローズとなりました。
しかしながら、現在17:00頃、風もずいぶん落ち着いていたので、明日からは問題なく潜れそうですよ。
透明度はあまり良くないと思われますが、台風後の海は新たな生物の発見があるので、これはこれで楽しみでもあります。
明日は海情報をお届けします。

本日クローズ!そして淡水ダイビング

8月2日(木) 天気:くもり一時雨 気温:26~28度
台風5号のうねりが入り、本日はクローズとなりました。
明日もクローズですが、4日からは行けるかなと思っております。
さて、本日はオープンウォーター講習2日目でした。
海は全域ダメだったので、久々の淡水ダイブに行ってきました。笑
そうです!最後のわるあがきです。
透明度は海ほど良くありませんでしたが、ベタ凪で講習するには持って来いでした!笑
本日の講習生のお二人様、おめでとうございました。
いきなり淡水ダイブとは、貴重な体験ですよ!
これからダイビングを楽しんで下さいね。
ありがとうございました。

台風5号のうねり

8月1日(水) 天気:晴れ 気温:24~27度 水温:26~27度 透明度:5~7m
来てますね……台風5号(汗)。
しかもまた勢力が強い!!
このままでは4日(土)まで影響がでそうです。
が、5日(日)はまず大丈夫でしょう。
さて、今日はオープンウォーターコース初日。
マリンセンター前ビーチのみのダイビングとなりました。
台風後、一時期魚が少なくなっていたように感じましたが、またオヤビッチャを始め、ソラスズメダイ、マダイ、クマノミなどにぎやかになって来ていましたよ。
今日の午後から、少しうねりが入ってきました。
明日はどこまでうねりが来てるでしょう?

サンゴの産卵ナイトダイビング

7月30日(月) 天気:晴れ 気温:26~29度 水温:23~27度 透明度:7~10m
今日のゲストは久しぶりのダイビングということだったので、最初はビーチでのんびり、そして午後からはボート。
最後に、サンゴの産卵狙いでナイトダイビングに行ってきました。
そうです。夏の大潮の夜はサンゴが産卵するんですよ!
1本目:マリンセンター前ビーチ
ソラスズメダイの産卵行動が活発で、いつもより濃いブルーに変色させた婚姻色のオスが、しきりにメスをアピールしている姿が多く見られました。
そしてゲストがミナミハコフグの幼魚を見たい!!とのことで岩陰を丹念に探すと、1cm弱の超小さい子と2cmくらいの綺麗な黄色の子と2固体を見つけることができました。
ゲストも初めて見たとのことで、喜んで頂けたと思います。
しかしビーチは水温が高い!
浅瀬は27℃、少し下がっても26℃です!
ボートも早くこの水温にならないかな~!なんて思いながら潜っていました。
卵を守るクマノミ、クサフグ達、クロホシイシモチの群れ、ニセゴイシウツボ
2本目:グラスワールド
浅瀬のサンゴエリアでエントリーしてアンカーまで戻るという変則パターン。
今日もアオウミガメが優雅に泳いでいました~。
って、止まってる子が見たいんですよ!!しかも超接近で。
今日の子は2日前にも見た、甲羅の右側に傷がある子。
その時もすぐに泳いで行ってしまった。
マメに足を運んで慣れてもらうしかないのだろうか。
ジョーフィッシュ、クロユリハゼ、1cmほどのハナゴイ幼魚群れ、ハマフエフキ群れ
3本目:オレンジハウス前ビーチ
台風後の7月中頃にクシハダミドリイシ(テーブルサンゴ)の一斉産卵が終わったんですが、まだその残りが産卵するかも!と言うのと、別種のエンタクミドリイシも産卵するかも!との情報を頂いたので、ちょっと遅めのエントリーで産卵を狙ってみました!
しかし、68分の粘りましたが、産卵しているサンゴを見つけることができませんでした。
同時刻に潜っていた他ショップのチームは、ちょろり程度ですが産卵を確認したそうです。
え!?教えてほしかった。涙
また来年リベンジです。
オレンジハウス前ビーチ サメハダテナガダコオレンジハウス前ビーチ ゾウリエビオレンジハウス前ビーチ ソメンヤドカリ

しかし、昼間では見られない魚たちの行動や体色、甲殻類も多く出ていました。

土日のログを遅ばせながら更新

7月28~29日(土日) 天気:快晴 気温:26~28度 水温:22~25度 透明度:7~10m
土曜の夜はBBQで遅くなり、更新不能。
日曜は所要があり、久々の更新になりすいません。
この週末はたくさんの方にお越し頂き、賑やかな週末でしたよ。
みなさんありがとうございました。
さて、海の方はやはりまだまだ濁りが取れないでいましたが、たくさんの生物にあえました。
ザックリ申し訳ないのですが(実は記憶が…)、土日のログをポイント別でピックアップ!!
住崎
カゴカキダイの群れ、アマミスズメダイ、ユカタハタ
グラスワールド
アオウミガメ×2、クロユリハゼ、ジョーフィッシュ、ジャパニーズピグミーシーホース
イスズミ礁
ゲストが水中フリスビーを持ち込み、みんなで投げあいました。笑
そして、関東からお越しの『すぎ作さん』が100本記念でした!
100本おめでとう♪

そしてなんと!夏の風物詩、チョウチョウウオ玉ができていた!!
備前
アザハタ&キンメモドキの群れ、タテジマキンチャクダイ幼魚、オオモンカエルアンコウ成魚
そして夜は、すぎ作さんの所のお肉と串本の海の幸BBQで盛り上がり、最後は花火と楽しい夜になりました。
豪華じゃ~!夏はやっぱBBQですね全員集合花火もやりました

早く海に入りたい~!

7月27日(金) 天気:快晴 気温:26~28度 水温:22~25度 透明度:7~10m
梅雨が明けると一気に真夏日になりますね~!
もうエントリー前が暑くて暑くて、早く入りたい~!ってなります。
港に帰る途中

海は連日穏やかで、波もなく潜りやすいですよ。
透明度はまだまだ濁り気味ですが、回復の兆しがあります。
今日のゲストは3年ぶりのダイビングだったようで、個人的に会うのは5年ぶりくらい。
お互い太ってたのが笑えました。笑
やっぱり男は年をとると太ってくる人が多いようですね。
1本目:グラスワールド
ここのジョーフィッシュはほんとに人懐っこいですね。
ライトやストロボの光を浴びても、手を近づけても、まるで穴に入っていく様子が見られません。
おかげで写真が撮りやすしい、ゲストにお見せしやすいのはいいんですが、はて、こんなに人慣れしてる魚と言うのもなんか不思議な気がしますね。苦笑
モンハナシャコ、ジャパニーズピグミーシーホース、ハナゴンベ、マツバギンポ
2本目:備前
ミスジスズメダイがいた!見るのは久しぶり。
備前 ミスジスズメダイ

『この魚珍しいですよ~』
とスレート(水中ノート)に書いた直後、2mほど離れた所にもう一匹いた。
ちょっと説得力に欠けるような雰囲気になってしまったが(苦笑)、ほんと、珍しいんですよ!
きっと台風でどこからか流れて来たのでしょうね。
備前 ヒメゴンベ

ヒメゴンベ、メガネゴンベ、オオモンカエルアンコウ×2、卵を守るクマノミ、砂から顔だけを出すハナアナゴ、ホシテンス、アザハタ&キンメモドキの群れ

イロカエルアンコウだった…。sory

7月25日(水) 天気:快晴 気温:23~28度 水温:23~25度 透明度:7~10m
ピーカン!ベタ凪が続いております。
そんな海を見ながら今日は潜りたいなぁ~、なんて毎日思っていたのですが、事務的なこともあり潜りに行けませんでした。
しかし今日は!やっと行けた。笑
1本目:住崎
21日のログで書いた『クマドリカエルアンコウ』ですが、今日は隣にもう一匹いました。しかし、それは間違いなくイロカエルアンコウ!!
って事は、両方ともイロカエルアンコウじゃん!
21日のログでクマドリと言いましたが、イロに訂正させて下さい!
すいません。
実は、クマドリかイロか最後の最後まで悩んでいたのですが、目まで届く隈取り模様があったのでクマドリと判断してしまいました。
まだまだ甘いっすね。
住崎 イロカエルアンコウのペア

写真は見つめあうイロカエルアンコウ。こんなシュチュエーションはなかなか無いので、色々な角度から撮って遊んでました。
さて、これとは別に正真正銘のクマドリが備前に登場したらしいのですが、今日は確認できませんでした。
実はその捜索に時間を費やしたので、他の生物はあまり見れませんでした。
まぁ、そんな事もよくあるんですが。苦笑
しかし、備前に向かう道中で、備前の北側のアザハタの根に久しぶりに行ったのですが、こちらも西のアザハタの根同様、キンメモドキがすごい数に増大しておりました。
こりゃ、見ごたえありましたよ~。
2本目:グラスワールド
ガイドが一人で潜ると、ついつい変なことをしてしまいます。
……人生いろいろ アミメジュズベリヒトデ

写真はアミメジュズベリヒトデ。
そう、フリソデエビが好んで食べるヒトデなんですが、このヒトデの足は通常5本。
しかし、見て頂いたように、4本足のヤツや7本足のヤツもいます。
なんでなんやろ?詳しいことは分かりませんが、今日は並べてみた。笑
想像してください。
一人のダイバーがコツコツとヒトデを集め、ニヤニヤしながら写真を撮っている姿を!
まるで、『変態です!』笑
でもね、僕はこういうのが好きです。悲しい性。
特に新たな生物の発見はありませんでしたが、カシワハナダイの求愛、ジョーフィッシュ、ケラマハナダイ、ハナゴンベ、ベニヒレイトヒキベラ、イトヒキベラの婚姻色などが楽しませてくれました。
グラスワールド コマチコシオリエビ

写真はコマチコシオリエビ。
ウミシダを探すと高確率で見られます。
ホストによって体色を変えるようで、この子のように白黒のストライプ模様もいれば、オオウミシダに着く子は黒茶色と変化に飛んでいるのでいろんなバージョンが楽しめます。
ちょっと時間があれば、あなたもウミシダを探してみて下さい。

オニの形相

7月22日(日) 天気:快晴 気温:23~28度 水温:22~24度 透明度:10~15m
久々のピーカン、ベタ凪!!今日は最高でした~。
1本目:塔の沖付近
久々にポイントではない所に潜ってきました。
こんなの個人的にも久しぶりです。
人一人ギリギリ通れるくらいの岩の割れ目を入っていくと、ちょっとしたドームが現れ、その中にはツマグロハタンポの群れ、イセエビうじゃうじゃ、ゾウリエビもいっぱいいました。
他にはアオブダイ、サザナミヤッコ、コマチコシオリエビ、ハタタテダイなど、なかなかの魚影でしたよ!
当たり外れはあるけど、たまには冒険もいいかも!?
2本目;グラスワールド
北のエリアまで足を伸ばしてきました。
伸ばしすぎて備前のアザハタの根まで行っちゃいましたが、途中の砂地で恐ろしいヤツに会いました。
その名も、オニオコゼ。
グラスワールド オニオコゼ

ギャー!!恐ろしい!こっちを睨んでるよ~。恐
なんて、恐ろしいのは冗談で、ちょっと恐ろしいような感じに撮ってみただけです。笑
あっ、でも、背ビレには毒があるのでご注意です。
広い砂地の中に体を半分だけ埋もらせ、彼は一人ポツンといました。
ただただ通る獲物を待っていたのでしょうか?
キンメモドキの群れ、アザハタ、ハタタテハゼペア、ルリホシスズメダイ、ホタテツノハゼ属の一種3、ミナミダテハゼ
しかし今年は水温が上がってきませんね。まだ水底で22度。
28~29度になるのはいつだろう?
明日は久々に窒素を抜きたいと思います。