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クマドリカエルアンコウ

6月29日(日) 天気:雨のちくもり 気温:26度 水温:24度 透明度:15m
前日の天気予報ではクローズかと思われる海況でしたが、思ったほどでもなく無事潜れました。
今日はめちゃめちゃカワイイ子見たで~!
1本目:グラスワールド
今シーズン初となる米粒くらいのクマノミ
まだ着底して間もないのではないでしょうか。
白化したイソギンチャクに居たので実にフォトジェニックなんですが、腕がついていけませんでした。苦笑
グラスワールド 着底して間もないクマノミの幼魚

今年もまた東の根に現れたちびちびピカチュウ
一度目を離したら、また探すのに大変でした。笑
グラスワールド ちびちびピカチュウ

産卵中ではないかと見ていたミツボシクロスズメダイ
普段とは違い、白っぽい体色に変化させていた。
しかし、肝心の卵が見えない。
たぶんこのスズメダイは卵が小さいのではないだろうか?
グラスワールド 産卵中と思われたミツボシクロスズメダイ

2本目:住崎
水中で『クマドリいますよ~』って教えてくれた他店のガイドさん!
ありがとう!!
住崎 クマドリカエルアンコウ

めちゃめちゃかわいかった!!
過去に串本で見た中では、最小です!
一日でも長いことおって欲しいな。
新たなところでまたまたフリソデエビのペアが見つかった
一緒に船に乗っていたガイド仲間が見つけた。
って、ことは、僕が知ってる3ヵ所と合わせると、合計4ヵ所(計8匹)になる。
今年はフリソデエビの当たり年なんかな?

んん!?

6月27日(金) 天気:晴れ 気温:24度 水温:24度 透明度:15m
んん!??
昨日イスズミ礁で見つけたツノメヤドリエビだと思ったヤツって、今はトゲナシカクレエビって言うの?
それともまったくの別種なん??
どっち!!???
1本目:吉右衛門
まずは昨日イスズミ礁で撮ったツノメヤドリエビなのかトゲナシカクレエビなのか…。
ツノメヤドリエビ

こちらは、今日撮ったもの。
これもツノメヤドリエビ

昨日はしゃいでたんやけど、今日は3匹も見た。
って事は、どう考えても普通種やん。苦笑
今までウミシダヤドリエビと混同していた可能性が非常に高い!!
この子は数ヶ月前に撮ったもの。
この子はウミシダヤドリエビで合ってると思う。
ウミシダヤドリエビやんね?

両者の違いは、目の先端が尖ってるか否か、そして模様も違う。
ちょっとちょっと。どなたかご存知でしたら教えて下さい~!!
ちなみにこの写真3点は、すべてオオウミシダです。
と、ご覧の通り1本目はエビの事で頭がいっぱいでした。笑
2本目:中黒礁
久々のポイント。
ホンダワラにまだ産んで数日も経っていないような、真新しいアオリイカの卵がありました。
中黒礁 ホンダワラに産んでるアオリイカの卵

中層には終始アジの群れ。
中黒礁 アジの群れ

ツバメウオが群れてたのに驚き、ヨコスジイシモチクロホシイシモチ口内保育
昔から存在は知ってたけど、初めて見た沈船などが見れました!

幼魚!産卵!

6月26日(木) 天気:曇り 気温:23度 水温:24度 透明度:15~20m
ブルーの潮が入って気持ち良かった。
この前の大雨での濁りが、完全にぶっ飛びました。
1本目:住崎
日曜日に今シーズン初となるアジアコショウダイの幼魚をゲストが見つけてくれ、撮りに行こうと思っていたら、同じ住崎ですが別の場所でもっともっと小さい子を見つけた。
住崎 アジアコショウダイの幼魚

1cmくらいやろか?
上端に写っているウミシダの大きさと比べてみて下さい。
グーンと接近してみたら、まだ体の一部は透明でした。
住崎 アジアコショウダイの幼魚のアップ

フリソデエビのペア3ヵ所のチェックと、まだまだ見れてるピカチュウウミウシ、久々に見たキカモヨウウミウシハナキンチャクフグのイチャイチャ、天地逆になっているでっかいオオモンカエルアンコウなどが見れました。
2本目:イスズミ礁
産卵真っ最中のナガサキスズメダイに遭遇。
メスが卵を産み、すぐさまオスは精子をかける。
一連の育みを数分間見ることができました。
イスズミ礁 産卵中のナガサキスズメダイ

産みつけられた卵はまだ黄色い。
ここからどれだけが成魚に辿り着くのだろうか?
イスズミ礁 産卵直後のナガサキスズメダイの卵

この子も産卵真っ最中でした、シンデレラウミウシ
イスズミ礁 産卵中のシンデレラウミウシ

水温が上がり、海の生き物たちは繁殖行動で溢れかえっているのでありました。
そして……。


これを水中で見るとは思いませんでした。
初遭遇です。
すぐに何か分かった方もいらっしゃると思いますが、この事についてはまた後日触れたいと思います。
他には、久々遭遇のニューギニアベラ、トサカに群れるシロハナガサウミウシ、最近流れて来たであろうヤリカタギの幼魚1cmなどが楽しませてくれました。
そして、会いたかったツノメヤドリエビもやっと見つけました(写真は後日アップします)。

ハッチアウト見たい~!!!

6月25日(水) 天気:曇り時々雨 気温:23度 水温:24度 透明度:10~15m
梅雨らしい降ったり止んだりの一日。
ですが、波もなく穏やかで潜りやすいのでした。
グラスワールド
18日に再び口内保育しているのを確認して以来、一週間ぶりに様子を見に行ったジョーフィッシュ
一週間前は、まだ産んで数日だったような段階の卵でしたが、今日は目玉ができているのを確認できました。
グラスワールド 2~3回目になる口内保育中のジョーフィッシュ

おそらく次の大潮(あと一週間ほど)でハッチアウトではないかと思うので、もう少し観察できそうです。
『あ~!夜明けに潜ってハッチアウトを確認したい~』
朝7時からしか潜ってはいけない今の串本のルール。何とかならんですかね?
漁協が絡んでるから、難しいんやろなぁ。どうせ。
トサカに住むセボシウミタケハゼ
同じトサカには1cmにも満たない幼魚も見られました。
グラスワールド セボシウミタケハゼ

家政婦は見た!ではなく、バラハタの幼魚
グラスワールド バラハタの幼魚

派手すぎる体色が、逆に毒々しい。
でも、単純にキレイなのだ。
その他、ベニワモンヤドカリ、今日は1秒で見つけれたピグミーシードラゴン、最近やたらと多いキャラメルウミウシナガサキスズメダイの小競り合い、ハナキンチャクフグのイチャイチャなどが見れました。
明日はガッツリ2本潜ってきます。
それでは、ごきげんよう。

豪雨じゃ~

6月22日(日) 天気:豪雨のちくもり 気温:26度 水温:24~25度 透明度:15m
やられたー。
1本目は問題なく潜れましたが、2本目は豪雨と強風のため中止としました。涙
しかし昨日から行っているオープンウォーター講習チームは、出雲ビーチへの移動で無事終わることができました。
13歳と17歳という久々の10代の講習生。
この若さから始めたら、すぐに上手くなるんやろなぁって思います。
お二人さま、ほんまにおめでとう。
次はぜひボートダイビングをしに来てね~!
無事(!?)講習を終えたお二人の講習生

さてさて、僕担当のファンダイブは。
住崎
今シーズン初となるアジアコショウダイの幼魚(約3cm)をゲストが見つけてくれた。
白と黒というはっきりした模様、クネクネとした動き、かわいいです。
K夫妻に写真提供してほしかったのに、もらい忘れた~!!
現在3ヵ所で見れているフリソデエビ
住崎 フリソデエビのペア0622

写真のペアとは別の前回見つけたヤツも、今日はペアであることが確認できた。
今年はフリソデエビの当たり年なんやろか?
各地に2匹ずつというより、僕は一ヵ所に6匹いるところを見たい!!笑
そんなん、ないんやろか?
岩の隙間ではミナミハコフグの幼魚が2匹。
住崎 ミナミハコフグの幼魚1cmくらい

すぐ後ろにはゴイシウミヘビ
お互い同じような模様をしているのが、なんか面白かった。
ある所では、前回同様アオウミガメが休憩していました。
ここの寝床がお気に入りのようです。
その他、ヤミテンジクダイナカザワイソバナガニイソコンペイトウガニ、アカゲカムリなどが見れました。
2本目の分の時間があまったので、ゲストと海中公園へ行ってきました。
えらいリニューアルされてて、前より何倍も楽しかったし、かっこよくなってた。
個人的には220cmもあるオナガウツボの全身があらわになっているのを見れたのと、ハナイカの赤ちゃんがそそられました。
串本に来て時間があったら、ぜひみなさん海中公園へ行ってみてはいかがでしょうか。
そしてその帰りは「尾鷲牛乳」のソフトクリームで決まり!!
牧場をやっているところなので、濃厚な味が堪能できますよ。

強者揃い

6月21日(土) 天気:降ったりやんだり 気温:24度 水温:24~26度 透明度:15m
今週は経験本数の多いゲストばかりです。
上は1500本から、一番少ない方でも500本ほどと、まさに強者揃い。
これはみんなが見たことがないであろう「ピグミーシードラゴン」を見せてやろうとたくらんでたんやけど、こんな時に限って見つけられなかった。汗
チクショー!!
1本目:備前
ハゼリクエストだったので、西の砂地へ。
備前 キンメモドキ
の大群!!!

その前に寄り道して、写真のキンメモドキの大群や、ケラマハナダイの求愛、カシワハナダイの求愛フタイロハナゴイなどを見て目的地へ。
ヤシャヤノホタテSP
そしてホタテツノハゼ
備前 ホタテツノハゼ0621

この写真を撮って下さったMさん。
2年前と同じくカメラの設定を間違ってたようで、若干ミスショットが目立った。
『Mさん!!エントリー前は確認しましょう!!』 笑
2本目:グラスワールド
卵を銜えて来てくれる確率が下がったように感じる。
口内保育中のアゴアマダイ(ジョーフィッシュ)は今日も卵を銜えている瞬間を見せてくれなかった。
写真は卵も何にも銜えていないカエルアマダイ(ジョーフィッシュ)を撮りに行く我ら。
グラスワールド ジョーフィッシュ撮~ろおっと!

エントリーしてすぐ群れていたチョウチョウウオたち
グラスワールド チョウチョウウオたち

何気に撮ったであろう、日本固有種のレンテンヤッコ
グラスワールド レンテンヤッコ

明日も、の~んびり潜りましょう♪

サンゴの産卵

6月19日(木) 天気:くもり一時雨 気温:25度 水温:24~26度 透明度:10m
本日オニヒトデ駆除なり。
陸上にあげられたオニヒトデ

参加者5名で30個体。
一人平均6個になります。
大きな声では言えませんが、僕は……3個。
参加することに意義があるのでありま~す!笑
写真右に写っているのは、我らが隊長串本海中公園の『御前(みさき)先生』であります。
この先生からサンゴの産卵情報が入りました。
昨日、串本海中公園前のスギノキミドリイシ(枝サンゴ)が産卵したそうです。
そして、串本にもっとも多いテーブルサンゴ(クシハダミドリイシ)が産卵するのは、次の大潮!!7月1日頃~5日の間ではないかとの情報を下さいました。
サンゴの産卵狙ってみるんやったら、この5日内に合わせて来て下さい!
この先生の言うことは、当たりますよ。

今日も最高です!

6月18日(水) 天気:くもりのち晴れ 気温:23度 水温:24~26度 透明度:15~20m
今日も波もなく最高のコンディションでした。
『感動して泣きそうやったんやって?』
昨日のログを見た同業者から言われ、こっぱずかしい思いをしました。笑
1本目:グラスワールド
ガラスハゼがヤギの先端に立って、目の前を通過する餌を飛んでついばんでいました。
その浮いた瞬間を撮りたかったんやけど、カメラ構えたら飛びませんやん!!
グラスワールド ガラスハゼ(青抜き)

こりゃ、もう一回行かなアカン。
そして、その近くにはネジリンボウ
グラスワールド ネジリンボウ!

今のところ、僕はここしか知らないので、ある意味貴重です。
そういや、ジョーフィッシュが口内保育してました!!(前回と同じ子)
一瞬しか見れんかったけど、まだ産卵して間もないような状態の卵でした。
そして、クマドリカエルアンコウの成魚が出たそうです。
うわぁ、見たかったなぁ。
その他、ヒメニラミベニハゼ(旧シャープアイピグミーゴビー)、ワモンダコ、カンパチの大群キビナゴの群れに突っ込むブリなど、小さいのから回遊魚まで両方見れました!
2本目:住崎
ヤマドリと再び遊ぼうって思ったのに、もうおらんかった。涙
もう一回遊んで欲しかったのにぃ。
住崎 ヤマドリのオス
写真は前回のです。
色々とアンカーの周辺を探りましたが、特に新たな発見はありませんでした。
あっ、そういや新たなフリソデエビを見つけた。
これで住崎で僕が知ってるのは、3ヵ所の合計5個体です。
各ポイントにバラけてくれたらいいのにね…。笑
クマノミの小さいのがかわいかった。
住崎 クマノミの幼魚!

前から気になっているんですが、これはアワイソハゼ属の一種でいいのだろうか?
「日本のハゼ」を見る限りでは、合ってそうです。
住崎 アワイソハゼ属の一種

しかし、和名はないのかな?
その他、まだいるヒゲダイ、アオウミガメ、アカゲカムリなどが見れました。

最高のコンディションです

6月17日(火) 天気:快晴 気温:25度 水温:24~26度 透明度:20m
強烈な日差しでさらに肌が焦げそうです。
この日差しが週末に欲しいと切に願います。笑
透明度も20mとすこぶる良く!波一つないし、ほんまに最高のコンディションです。
この4月から幼稚園に通っている娘に、父の日のプレゼントもらいました。
似顔絵

お父さん、感動で泣きそうです!!!笑
1本目:備前
他のエリアでは少ないケラマハナダイのオス
備前 ケラマハナダイのオス!

ブンブンと求愛してる瞬間も撮りたかったけど、技術が追い付かず。涙
すぐ隣ではカシワハナダイも求愛してるし、イトヒキベラのオスも気になるし、クリアクリーナーシュリンプがトラウツボを掃除してたのも気になるし、てんやわんやでした。
何回も言うけど、備前の西のアザハタの根は楽しい!
アンカーの周辺では、前から見れているスズメダイの一種(和名なし)が、キンギョハナダイと一緒になって泳いでいました。
備前 キンギョハナダイとスズメダイの一種

他には、でっかいオオモンカエルアンコウ、アジの群れ、ムレハタタテダイヤスジニセモチノウオヤシャハゼホタテツノハゼヤノダテハゼホタテツノハゼ属の一種3などが見れました。
2本目:グラスワールド
東の根だけでのんびり過ごしました。
蜘蛛のようなオルトマンワラエビ
グラスワールド オルトマンワラエビ

オキナワベニハゼについで多いオオメハゼ
グラスワールド オオメハゼ

ん??
これって、ノコギリヨウジとちゃうよね??
グラスワールド ヒバシヨウジの幼魚

青いラインが口の先端からつながっているのと、太いので、ヒバシヨウジだと思うんですが、どうでしょうか。
ヒバシヨウジなら死滅回遊魚になるでしょう。
その他、ピグミーシードラゴン、メガネゴンベ遊泳中のミカドウミウシなどが見れました。
明日も潜りに行ってきま~す!

透明度ええで~♪

6月15日(日) 天気:雨 気温:20度 水温:24~25度 透明度:15~20m
今日も目指すは外洋の二の根。
アンカーを落とし安全停止バーを下ろす。
……あれま!
45度くらいになってた。
ってことで、なくなく内海に引き返したのでありました。苦笑
1本目:イスズミ礁
ウミウシがいつにも増して目につきました。
個人的にも色合いが好みなシンデレラウミウシ
イスズミ礁 シンデレラウミウシ

ゾウゲイロウミウシとか、砂地を這うニシキウミウシとか。
『あたし、ウミウシ興味無いんですけど』
ってゲストが混ざっていたので、そのゲストの睨みを巧みにかわしながらのガイドとなりました。笑
2本目:備前
西のアザハタの根です。
備前 クロホシイシモチの大群

クロホシイシモチが「天の川」のようになってました。
備前 クロホシイシモチの大群2

アンカー周辺では、でっかいオオモンカエルアンコウイソギンチャクエビのペアイソギンチャクモエビ、産卵中のミツボシクロスズメダイなどが見れました。
そして、昨日から行っていたオープンウォーター講習が無事終わりました。
オープンウォーター講習中の風景

おめでとうございま~す。
今日は一日雨の中、お疲れ様でした。
次回はファンダイブでお待ちしてますよ~。
その時は、晴れてるといいね!