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アドバンスコース2日目

6月27日(火) 天気:曇りのち晴れ 気温:26度 水温24度 透明度10~15m
1本目:住崎
ディープダイビングで2の根を予定していましたが、波が高く住崎に変更。ひたすら北へ泳ぎなんとか27mまで行って色々とやりました。
モンガラカワハギの幼魚は変わらず同じ場所でいます。家に持って帰りたいくらいかわいいのです(笑)。
本根周辺のヨスジフエダイ。良く見るとロクセンフエダイも混じっているのです。
その他、ガラスハゼと卵、サツマカサゴ、カシワハナダイなどを見てきました。
2本目:イスズミ礁
このポイントは久しぶりでした。
どこまでも続く砂地には、ベラギンポがにょろにょろ、ホシテンスが海藻のフリしてゆ~らゆら。
時折、カンブリベラの成魚、大きなコブダイなど現れてくれました。
あともう少し水温が上がると、ここはチョウチョウウオが塊になりますので、今後要チェックです。
イスズミ礁イスズミ礁2

外洋がダメだったので、ここでドリフトダイビングをやりました。流れはなかったけどしょうがないです(苦笑)
フリー潜降、フリー浮上、安全停止もホバリング!!最後にシグナルフロートを上げ、コース修了となりました。
2日間お疲れ様でした!!そしておめでとうございます。

アドバンスコース

6月26日(月) 天気:曇り 気温:25度 水温24度 透明度7m
アドバンスコース初日。今日はビーチのみです。
マリンセンター前ビーチで中性浮力とナイトダイビング。
間にオレンジハウス前でナビゲーションと3ダイブでした。
『アドバンスコースってどんな事をするの?』これはよく聞かれます。
コースの内容はその方によって若干違うものになりますが、必ずやって頂くのが『コンパスナビゲーション』と『ディープダイビング』。
コンパスナビゲーションはその名の通り、コンパスを使って水中を泳いでもらいます。オープンウォーターコースでは直線の往復しかやりませんが、アドバンスコースは往復にくわえ、さらに水中で四角形もやります。
正しい使い方、泳ぎ方など事前にしっかり理解しないと、スタート地点に戻ることはできません。
今日のお客様もスタート地点に戻ってきた時はすごい喜んでましたよ。
これは達成感があります。
ディープダイビングは18m~30m以内の深度で、無減圧時間の確認や色彩の確認、圧力の変化などを見てもらいます。そして、深いところに潜る時の注意点などを意識してもらいながらの潜水になります。
水中で血を流すと、血の色が緑色に見えるなんて、知らない方はけっこういます。みんな色彩の変化には驚いてくれますね。
今回は他にドリフトダイビング、中性浮力、ナイトダイビングでしたが、その他にもナチュラリスト(水中生物の観察など)、魚の見分け方、水中フォトなどのコースがあります。
オープンウォーターの講習と違い、アドバンスコースは『1つの項目を1ダイブ使ってみっちりできる』ので、中性浮力などあからさまに上達します。
深度の制限を受けないためにアドバンスを取る!ポイント制限を受けたくないから!などでアドバンスコースを受講するのではなく、やはりこのコースを受けると明らかに上達するのです。
それも本数が少ないうちに取得するのと、本数を重ねてから取得するのでは、前者の方が余裕を持ってダイビングを楽しめる時期が早く来ます。
なので、アドバンスコースは早めに取得されることを強くおすすめしています。
オープンウォーターでまだスキルに自信のない方などはぜひアドバンスコースをおすすめしますよ!!
コース中に見られた生物:ミナミハコフグの幼魚×3、ニセゴイシウツボ、クリアクリーナーシュリンプ、ワモンダコ、夜光虫(綺麗でしたよ~)。

みなさんお疲れ様でした~

6月25日(日) 天気:曇り 気温:23度 水温24度 透明度10~20m
1本目:島廻り
ヨリコバに潜りたかったんですが、あまりにも流れが速かったので、流れの影響の少ない島廻りへ変更。けど、島廻りもけっこう流れてました(苦笑)。
潮の流れに向かって泳いでいくと、シラコダイ、アマミスズマダイ、イサキ、キンギョハナダイが群れ群れ。がんばって泳いだかいがありました。魚たちもこの流れがけっこう辛そうに見えたのは気のせいでしょうか!?
安全停止中に全員で集合写真を撮りました。
『みんな、そんなにバーにつかまったら浮いていくよ~~!』の図です。
安全停止中

2本目:住崎
モンガラカワハギの幼魚が現れました。大きさは2cmほど!かなりかわいいです。
そして、アオウミガメも登場と賑わった1本でした。
オープンウォーター講習生はこれにて講習修了。6人全員無事にコースを修了したのでありました。
『みなさん、おめでとうございます』
そして、関東からはるばる来てくれた富戸店チームもこのダイブで最後になりました。
みなさん遠いところありがとうございました。
講習チームと富戸チームで記念撮影です。
講習生のみなさんと富戸チームで

3本目:備前
3本目はプチアンドの鼻と砂地に行ってきました。
キンメモドキの群れ、クリアクリーナーシュリンプ、オトメハゼ、アザハタ、そして珍しいキハッソクも登場。キハッソクは田辺でしか見たことなかったので、僕自身串本では初物でした。
ファンダイブチームのみなさんも2日間ありがとうございました。
こちらも水中記念撮影です。
ファンダイブチーム

今日は魚の写真が一枚も無い。。こんな日もたまにはいいですかね(笑)

大賑わい

6月24日(土) 天気:曇り 気温:25度 水温24度 透明度10~20m
ファンダイブチーム、オープンウォーター講習チーム、そして富戸店からの串本ツアーチームと大賑わいでした。
1本目:2の根
潮の流れがほどよくあり、透明度も良かったです。
ドロップオフの上では、キンギョハナダイがわんさか群れ、メスを誘うオスの求愛行動が活発でした。
深度を下げると1m弱のクエ!!壁際にはキンメモドキの幼魚がものすごい数で群れていました。
今の2の根かなり楽しいです!
2の根 キンギョハナダイ2の根 キンメモドキ2の根 クマノミの卵

2本目:住崎
ここのポイントは本根周辺だけでもけっこう遊べます。
アンカーから少しの範囲で、アマミスズメダイ、カゴカキダイ、クロホシフエダイ、ムレハタタテダイ、ナミマツカサなどが群れています。
今日はこの本根でアジアコショウダイの幼魚を発見しました。個人的には今シーズン初物でした。もう一つの写真は、いつものようにダイバーに近寄ってくるユカタハタです。
住崎 アジアコショウダイ幼魚住崎 ユカタハタ

3本目:グラスワールド
浅場のシコロサンゴなどがある方を目指します。
グラスワールドはこの浅場エリアもかなり面白いのです。そして死滅回遊魚もこのエリアは種類が豊富になります。
死滅物はまだ少ないですが、これから華やかになって行くのが楽しみです。
グラスワールド シコロサンゴグラスワールド カゴカキダイ

サンゴがいっぱい

6月22日(木) 天気:雨 気温:25度 水温26度 透明度10m
串本と言えばテーブルサンゴですね。
と言うことで、今日は串本海中公園行って来ました。
雑誌で紹介される串本のサンゴはほとんどがここのものです。
最大水深がとても浅かったので、コンピューターは26度になっていました。暖かいですね。
先月は1匹しか見なかったトノサマダイの幼魚も、枝サンゴの隙間で数匹に増えていました。
こうやって水温が上がってくると、南の魚達が増えるから嬉しいですね。
サンゴの産卵狙うときはここに来ようかななんて思いながら潜っていたのでありました。
海中公園前ビーチ

もう一つの串本

6月20日(火) 天気:晴れ 気温:26度 水温19~21度 透明度5m
串本の海は、大きく分けて二つに分かれます。
それは、本州最南端の潮岬を境にして分かれるのですが、串本に潜りに来られる方がもっとも多いには西側のエリア。潮岬、大島、古座は東側のエリアになります。
西と東で何が変わるのかと言うと、水温から生き物から全然違うのです。
これには、黒潮の分岐流が西には入るけど、東にはほとんど入らないのが原因です。
そのため、西の海は亜熱帯に分布されるのに対し、東は温帯になります。
もちろん水温も、西側は最低が16度、東側は12度台まで下がります。なんと遠く離れた伊豆と同じです。
そして生物も西はトロピカルな生物がますが、東は地味なイメージです。
この西から東までの移動時間は車で10分くらいなので、ちょっとした移動で2種類の海が味わえる串本は特殊な環境だと思います。
さて、今日はそんな東側の古座ビーチに潜ってきました。
水温は・・・低かったです、19度(苦笑)透明度もすっきりしていません。しかし、普段見れない魚がエントリーから見れました。
キヌバリミヤコウミウシ交接中ジボガウミウシ

縞模様が特徴のキヌバリです。このハゼはもうあっちこっちにいます。通常は見ない魚なのでちょっと感動です。
ミヤコウミウシも目立ちました。串本エリアでこの密度はないですね!交接シーンもあちこちで見れました。
全体的にウミウシの数が多かったです。
他には、コブダイ、アナハゼ、ハリセンボンなど。
西側を潜りまくっている方にはこの違いが面白いかも分かりません。そんな方はぜひお勧めです。
伊豆で大人気のダンゴウオも東エリアなら見つかるんじゃないかな。

ブルーウォーターダイビング

6月17日(土) 天気:雨 気温:24度 水温23~24度 透明度10~15m
梅雨の雨なんて気にせず、前々から気になっていた「ブルーウォーターダイビング」に行ってきました。
個人的に初です!
ブルーウォーターとは潮岬の沖を通過する黒潮の流れに乗り、マンタ、サメなどの大物を期待して潜るダイビングです。
黒潮の中に入るのでもちろん透明度はバツグンに良く、その中でロープにつかまりひたすら大物を待ちます。ワクワク!
初めての参加でいきなりマンタを見た人、どでかいハンマーに遭遇した人など、評判はなかなか!!けっこう見れるそうです。
残念ながら大物に遭遇できなくてもその透明度で満足できるそうだ!
そして初参加の今日の結果は・・・。
黒潮を体感してきました(笑)。しかも、濁ってたらしい。ホントはもっと良いとか。
ブルーウォーターダイビングブルーウォーターダイビング2ブルーウォーターダイビング3

しかし、360度岸が見えないところに行って、海の中も水以外なにも見えないダイビングなんて初めてだったのですごくワクワクしました。
次はマンタ見れるといいな。
あと何回か行って段取りをつかんで、マリンステージでもメニューにくわえようと思っています。興味のある方はご連絡下さい。

繁殖行動活発

6月11日(日) 天気:雨のち曇り 気温:21度 水温24度 透明度10~15m
北よりの風が吹き少し肌寒い一日となりましたが、以外に外洋に出てみると波も無く快適に潜れたのでありました。
1本目:塔の沖あたり
あえてポイントを外して潜りました。たまにはこんなダイビングもワクワク感が味わえて新鮮です。
魚は・・・やはりポイントの方が多い!!って思っちゃいましたが(笑)
アマミスズメダイの求愛行動が活発でした。水温が高くなってきたので繁殖行動が見ものです!
ヤハズアナエビ(?)、垂直に掘った穴に住んでいるヤツですが、入り口に海草の切れ端を持っていくと、爪をそ~っと伸ばして取りに来ます。「この姿がかわいいので何回もやっちゃいます(笑)」

ヤハズアナエビサザナミヤッコワカウツボ

サザナミヤッコも大きかったです!
その他、ワカウツボ、モンガラカワハギ、アオブダイ。
2本目:グラスワールド
こちらはソラスズメダイの求愛が活発でした。いつもゆったりしているイメージとは違い、メスを巣穴に誘うため、求愛ディスプレイを見せているヤツ、他のオスを追い払っているヤツなど、いつもとは全然違いました。
オスが作った巣穴を覗いていけば、産卵中!も見れそうでした。
その他、イソギンチャクモエビ、ダンダラダテハゼ、ユビノウハナガサウミウシ、アカヒメジ群れ、カゴカキダイ群れ。
グラスワールド イソギンチャクモエビグラスワールド ダンダラダテハゼグラスワールド ユビノウハナガサウミウシ

梅雨到来

6月10日(土) 天気:曇りのち雨 気温:23度 水温24度 透明度10m
いよいよ梅雨のようですね。じめじめして嫌なイメージの梅雨ですが、調べてみると雨の降り方には2種類あるそうですね!
日本では、梅雨前線が南にある時を『陰性梅雨』。梅雨前線が近付いて通過する時を『陽性梅雨』というそうです。
だらだらと雨が降り続き、すっきりしないのが陰性梅雨。
スコールのような雨が降ったかと思えば、カラっと晴れたりするのが陽性梅雨。だそうです。
と、いうことは、これからはだらだら雨・・・ですね!
しかし、雨が降れば海の中の魚達にとって大切な栄養分が山などから流れてくる訳ですし、そして餌が豊富になって海が潤うのです。
人間にとっても夏の猛暑に向けて水が必要ですしね!
いろいろ考えると、うっとおしい季節ですが、みんなにとって大切なものなんだなと思ったのであります。
1本目:備前
水温はもう24度!!そろそろロクハンが暑く感じてきました。さて、いつ5mmに変えようかな!?
プチアンド今日も行ってきました。クロホシイシモチとキンメモドキの群れの中に、アザハタ数匹と見ごたえ十分!
他にもケラマハナダイ、アオハナテンジクダイ、クリアクリーナーシュリンプとここだけで1本遊べます。
ミヤケテグリの赤ちゃんがいました!!かわいすぎでしょ(笑)!!!
その他、イソコンペイトウガニ、ミナミハコフグ幼魚、ナマコマルガザミなど。
備前 ミヤケテグリの幼魚備前 ミナミハコフグの幼魚備前 ナマコマルガザミ

2本目:住崎
アオリイカの産卵をチェックしに行きましたが、タイミング合わず、イカの姿が見れませんでした。卵はあまり産んでません。
先日サンビラで30ハイくらい産卵に来てたらしいので、今度はそっちにチェックしに行って見ます。
オオモンイザリウオの幼魚が現れました。イザリウオのリクエストはけっこう多いので押さえとかねば!
その他、ガラスハゼ、ムレハタタテダイ、孵化間近のアオリイカの卵
住崎 オオモンイザリウオの幼魚住崎 ガラスハゼ

オニヒトデ駆除

6月8日(木) 天気:晴れ 気温:25度 水温24度 透明度15m
町内のスタッフが集まり、定期的に行われている『オニヒトデ駆除』が行われました。
オニヒトデと言えばもっと南のイメージですが、ここ串本でもニュースの特集が組まれるくらいまで勢力を伸ばし、サンゴを食い荒しています。
オニヒトデに食われたサンゴは白くなり、死んでしまいます。
一時期に比べると減ってきてはいるようですが、まだまだあちこちでまっ白になったサンゴを目にします。
7日は6人で潜り、およそ1時間の作業で200匹弱が採れました。
8日は7人で、前日と同じところに潜ったので、少な目の100匹弱。
完全に無くなることはないでしょうが、少しでもサンゴを守ろうと串本中のショップが力を合わせて頑張っているのでした。
サンゴを食べるオニヒトデカゴにいっぱい オニヒトデ

けど、本当に見なくなるくらいまで減らすには一体どれくらいかかるのでしょうね。まだまだ先は長いようです。