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もう一つの串本

6月20日(火) 天気:晴れ 気温:26度 水温19~21度 透明度5m
串本の海は、大きく分けて二つに分かれます。
それは、本州最南端の潮岬を境にして分かれるのですが、串本に潜りに来られる方がもっとも多いには西側のエリア。潮岬、大島、古座は東側のエリアになります。
西と東で何が変わるのかと言うと、水温から生き物から全然違うのです。
これには、黒潮の分岐流が西には入るけど、東にはほとんど入らないのが原因です。
そのため、西の海は亜熱帯に分布されるのに対し、東は温帯になります。
もちろん水温も、西側は最低が16度、東側は12度台まで下がります。なんと遠く離れた伊豆と同じです。
そして生物も西はトロピカルな生物がますが、東は地味なイメージです。
この西から東までの移動時間は車で10分くらいなので、ちょっとした移動で2種類の海が味わえる串本は特殊な環境だと思います。
さて、今日はそんな東側の古座ビーチに潜ってきました。
水温は・・・低かったです、19度(苦笑)透明度もすっきりしていません。しかし、普段見れない魚がエントリーから見れました。
キヌバリミヤコウミウシ交接中ジボガウミウシ

縞模様が特徴のキヌバリです。このハゼはもうあっちこっちにいます。通常は見ない魚なのでちょっと感動です。
ミヤコウミウシも目立ちました。串本エリアでこの密度はないですね!交接シーンもあちこちで見れました。
全体的にウミウシの数が多かったです。
他には、コブダイ、アナハゼ、ハリセンボンなど。
西側を潜りまくっている方にはこの違いが面白いかも分かりません。そんな方はぜひお勧めです。
伊豆で大人気のダンゴウオも東エリアなら見つかるんじゃないかな。


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