嵐の前の静けさ
9月17日(水) 天気:くもり時々晴れ 気温:25度 水温:27度 透明度:10~15m
じりじりと確実にこちらに向かっている台風のウネリはいまだ入らず、波一つないコンディションでしたよ。
しかし、19日と20日はクローズになるんちゃうかなぁって思って、その日に予約頂いてるゲストにはすでに連絡をし、日程変更をして頂く事にしました。
さて、そんな嵐の前の静けさの中、3本潜って来ました。
1本目:備前
ホタテツノハゼリクエストだったので、アザハタの根を少し見て砂地へ直行。
最初はペアで出てたんですが、すぐに一匹だけになり、あとはじりじりと寄っておられました。
しかし、なかなか帆(背びれ)を広げてくれなかったと、あとでゲストはぼやいておられました。
僕が思うにある程度のプレッシャーを与えると広げてくれるような気がするんですが、皆さんどう思いますか?なので、遠目からではあまり広げてるのを見た事がないような気がします。
『ある程度の距離まで寄れたら、あとは大きなアクションを避け少しづつ寄り、微妙に緊迫した空間の中、帆を広げた瞬間を狙うしかない。』
僕はそう思います。
さて、そんな小さな事(?)はさておき、アザハタの根にはたくさんのアジ居付いております。
さらに上層にはクマザサハナムロの若いヤツらが群れ、さらに賑やかにしてくれてます。
ほんまにココは魚影が濃いです。
2本目:イスズミ礁
今日は気持ちいいくらいチョウチョウウオが群れてました。
アーチの中にもたんまりでした。
この時期ならではの光景なので、ぜひみなさんにお見せしたいですね。
リクエストだったハナゴンベ。
もういっちょ、リクエストのミスジスズメダイです。
3本目:住崎
ここでゲストのカメラが水没~。涙
なので写真はありません。
メモリーカードは生きていたので、なんとか上の写真は貰えました。
しかし今月3人目の水没です。
今まで稀にしかなかった水没ですが、なぜか今月だけで3人も!!
前の2人はセッティングミス。今日のゲストはハウジングの老朽が原因でした。
『Oリングの挟み込み』、『髪の毛の挟み込み』など、みなさんも気をつけてね。
高いカメラは保険をお勧めします。
とまぁ最初にハプニングはありましたが、撮らない分、いろいろと見てきたよ。
今日はまた新たにフリソデエビのペアを見つけた。
これで僕が知ってるのは3ヵ所になったよ。
ほんま、今年は多いです。
しかし今日は何気に気づいたのですが、今年はニシキヤッコがいない!
年によって潮の流れや水温が違うから当然のことですが、海っていつも変化があって本当に面白いですね。
さて、明日は久々にビーチのみです。
見事ですね。
これくらい撮れると良いですねえ。
ホタテは私もそう思います。
背びれを開いたり閉じたりは
ちょっと警戒している感じに見えます。
だから、
一人で撮ってる時は、
かっつんが寄って行くって手もあるかも???
もちろん、引っ込む場合もあるので、
ゲストの方との事前打合せが必要でしょうが。