Monthly Archives: 8月 2006

Home / 2006 / 8月 ()

大賑わい

8月13日(日)天気:晴れ 気温:29度 水温29~30度 透明度5m
今日からオープンウォーターコースのため、ビーチのみとなりました。
ビーチにはたくさんの講習生らしき姿も見られ、串本はダイバーで大賑わいです♪
水温も暖かく、29~30度!!
サーフパンツにラッシュのみというスタイルで潜っているチームもちらほら。確かにウエットいらないくらいの水温です。
明日はファンダイブもあるのでボートも行きます。


お盆入りました

8月12日(土)天気:晴れ 気温:29度 水温28~29度 透明度15~20m
お盆休みに入りましたね。
こちら串本は台風のうねりもおさまり、若干東の風は強いものの、水面はベタ凪です。
1本目:グラスワールド
沖の潮が速く、近場に船が集中しておりました。
死滅回遊魚の姿があちこちに見られます。ヒレグロスズメダイ、クロユリハゼ、マルスズメダイ、ハナゴイなど、いよいよ魚の多い時期到来という感じでしょうか。
これからは潜るたびに新しい魚との出会いが期待できます。
その他、アカホシカクレエビ、アカヒメジ群れなど
グラスワールド アカホシカクレエビ

2本目:住崎
最近さらにアマミスズメダイが寄ってくるような気がします。餌付けは反対派なので、うれしいのやら、悲しいのやら複雑な心境です。
キビナゴ群れが太陽の光に反射してとても綺麗!けど、回遊魚が来ないかと期待してしまいますね。
その他、イソコンペイトウガニ、アカヒメジ群れ、カゴカキダイ群れ、ナミマツカサなど
住崎 イソコンペイトウガニ住崎 アカヒメジ

お盆中はコンディション良さそうですね!


台風一過

8月10日(木)天気:晴れ 気温:31度 
台風7号の影響は以外に少なく、8~9日と予約をお断りしましたが、水面は以外に波も無く潜れそうな雰囲気でした。
9日は潜ったショップもあったそうですが、風がかなり強かったです。そして、どうやら台風8号らしきうねりもありました。
たいした被害も無く、無事に台風は通過したので、お盆はコンディションいいのではないかと期待しています!!


台風7号

8月8日(火)天気:台風 気温:28度 水温28~29度 透明度?m
台風7号のためゲストはキャンセルになりました。
今日と明日は厳しい状況です。8号のうねりも届いてきそうですね。
さて、そんな風が強くなり始めたころ、台風より一足先に上陸した男がいました。
それは
ヘトヘトの加藤大くん

『加藤 大』君
そう、「世界仰天ニュース」のダイエット企画でお馴染みの彼です。
『大君がんばって~』って黄色い声をかけてあげました。笑
さて、彼はこの強風の中、今もがんばって歩いているのでしょうか?
写メなのでちょっと暗いのが残念!


コンディション良好♪

8月4日(金)天気:晴れ 気温:30度 水温28~29度 透明度15m
今日も穏やかな串本です。天気も良いし、透明度も良いし、最高ですよ♪
あまりにも穏やかなので、住崎に向かう途中を船の上から撮ってみました。
穏やかで~す♪

1本目:住崎
先日の冷たい潮はどこへやら、透明度も回復し水温も暖かい!
イソギンチャクの脇でそっと身を潜めるマルガザミ。おしゃれな色合いのカニ!個人的に好きです。
久しぶりに会えました、オトヒメウミウシ!!その名のとおり美しいウミウシです。
住崎 マルガザミ住崎 オトヒメウミウシ住崎 本根

その他、ツムブリ群れ、アジアコショウダイ幼魚×2、イシガキフグ、アマミスズメダイ、カゴカキダイなど。本根の周りは魚が多く楽しいです。
2本目:グラスワールド
僕のコンピューターは29度を表示していました。快適すぎます(笑)
ジョーフィッシュに珍事件発生!!なんと巣穴の近くにウツボの子供が接近。大きく口を開けて威嚇するジョーフィッシュ!めちゃくちゃ怒ってたはず。
『笑える光景でした』
スリバチカイメンの近くにハナゴイの幼魚が2匹いました。着々と死滅回遊魚が増えてます。
グラスワールド ジョーフィッシュ激怒!!グラスワールド キンギョハナダイ

その他、セソコテグリ、ハナミノカサゴ。
3本目:中黒礁
ここのポイントは久しぶりでした!何年ぶりだろう。
中黒礁は個人的にもいいイメージのポイント。
小魚の群れが多く、イサキ、イシモチ、アジの群れ。黄色いクマドリイザリウオ、真っ白なイザリウオなど過去にものすごく楽しませてもらってます。
さて、今日はどうだろう?期待に胸膨らませました。
が、濁ってる…。他のポイントはキレイなのに。。水底付近だけ透明度5mほどしか見えなくてちょっと残念。
イサキやアジもパラパラとしか見れず、しかし!!クロホシイシモチの大群は一見の価値有りってくらいすごかったです。
中黒礁 クロホシイシモチの大群

次は、もっと透明度が良いときにリベンジしたいですね。
その他、ミナミハコフグの幼魚、ハコフグの幼魚、キリンミノカサゴ、オハグロベラ、アサヒアナハゼ、ヤッコエイ、クロユリハゼ。


ニョキっと!

8月3日(木)天気:晴れ 気温:26度 水温28~30度 透明度15m
今日も海はベタベタです。
アドバンスコース初日なので、今日はビーチのみとなりました。
1、2本目:オレンジハウス前ビーチ
ビーチはこんなに暖かいんですか!!って言うくらい快適でした。
エントリーする前の浅瀬は30度くらい、海の中も28度でした。
連日海が穏やかなので、透明度も最高で~す。
そんな中、中世浮力、コンパスナビゲーチョンと順調に講習していた僕らの周りで、ニセクロナマコが『ニョキっと』鎌首を持ち上げて放精していました。
そう、ナマコの産卵シーンです!!!
オレンジハウス前ビーチ ニセクロナマコの放精オレンジハウス前ビーチ ニセクロナマコの放精アップ

最初は一匹だけが寂しそうに(笑)放精していたのですが、2本目の頃にはあちこちでナマコが鎌首を持ち上げています。
放精しているナマコがいっぱいの中、1匹だけでしたが放卵も確認できました。
いやぁ~、こうやって海中で受精するんですね~。なんて、講習を一時中断して観察していました。
思わぬ神秘的な?シーンに出くわしたのでありました。
講習も終わり、エキジットしようと帰っていた頃、海底にナンヨウツバメウオの幼魚が漂っているのを発見!!
思わぬレア物に大興奮したのでした。
その他、ソラスズメダイの求愛、モヨウモンガラドシ、クマノミ幼魚、ムシベラ幼魚など。


ピキーン!!!

8月2日(水)天気:晴れ 気温:28度 水温22~27度 透明度10m
今日も当たり前のように暖かく、透明度もいいんだろうなって思ってエントリーしたら、ちょっと茶色い潮が!
『むむっ!!』
水底なんて全然見えません。それと同時にピキーン!!!っと寒さが来ました。コンピューターは22度の表示。悪い潮が入っていました。
1本目:住崎
ちょっと寒かったけど、いつものダイビングには問題なし!
卵を守る親シリーズ。今日はガラスハゼ。
昨日のウミタケハゼ同様、ムチカラマツのポリプを剥ぎ取りそこに卵を産みます。顔の下に卵があるの分かるかな?
ムチカラマツを見つけ、一部だけポリプが無かったら、そこは産卵場所です。みなさんもチェックしてみてね♪
住崎 卵を守るガラスハゼ

久々に大玉のイソコンペイトウガニを見つけました。これは見やすいです。
住崎 イソコンペイトウガニ

住崎のカゴカキダイはいつものように群れています。串本に来たらぜひ見て頂きたい魚の一つですね。
住崎 カゴカキダイの群れ

その他、アジアコショウダイ幼魚、アカホシカクレエビ、タマゴイロイボウミウシ。
明日の海はどうでしょうか?早くこの冷たい潮が流れて行ってくれるのを祈るばかりです。


イズズミ名物 チョウチョウウオ玉

8月1日(火)天気:晴れ 気温:32度 水温27度 透明度20m
いよいよ8月!!トップシーズンに入りました。7月はなかなかコンディションに恵まれなかったので、今月は安定して欲しいなぁ。
昨日から東よりの風が吹いているので、潮岬の陰になる串本エリアはベタ凪。また、水底付近に冷たい潮があったのが無くなり、水面と同じく水底も27度! !こりゃもう快適です!!
1本目:グラスワールド
今日は下見の単独潜水。現地ガイドは欠かしてはいけません。
エントリーと同時に見下ろすと、水面からでも水底がはっきり見えます。そう、透明度は最高!!
潜行しながら、周りにはキビナゴの大群。そしてそれを襲うツムブリも入って来ています。最近中層はキビナゴが多いので、こんな時は回遊魚にも期待しちゃいますね。
いつものジョーフィッシュのチェック!あれっ?、近所にもう1固体いました。今まで見逃してたのかな。これでそのエリアには合計3固体。少し離れたところにいつものイエロージョー。
サガサキスズメダイは求愛行動も活発で、こうやって産卵した卵を守っています。
グラスワールド 卵を守るナガサキスズメダイ

胸ヒレを使って卵の上をあおぎます。これは卵全体に十分な酸素を行き渡らせる為の行動だそうです。
卵を守るネタシリーズ!?
今度はタレクチウミタケハゼ。スリバチカイメンの表面の体表を薄く刈り取るのかな?このように卵があるところ、もしくはこれから卵を産もうとしてるところは周囲に比べて白くなってます。
肝心の卵はというと、ハゼの顔の下あたりにあるんですけど、分かります??
グラスワールド 卵を守るタレクチウミタケハゼ

最近、ここグラスワールドでキンチャクガニを探してるんですが、捜索中に見つけたカニ。名前は不明です。
水玉模様がかわいいでしょ!
グラスワールド ???カニ

その他、ミヤケテグリ幼魚、ヒレグロスズメダイ、ツユベラ、ウミスズメの求愛?
2本目:イスズミ礁
反対岸のこちらも透明度良好!水面までくっきり見えています。
このポイントの名物と言えば、この時期見られるチョウチョウウオ玉!!
この光景は雑誌などでもお馴染です。
イスズミ名物 チョウチョウウオ玉イスズミ礁 コマチコシオリエビ

チョウチョウウオの写真はほんの一部。もっともっといっぱいいるからみなさん見においで~。
そしてもう一枚はコマチコシオリエビ。
その他、ベラギンポ、ホシテンス、ハナハゼ、ツチホゼリ、ハマフエフキ群れなど。
死滅回遊魚が増えて来ました。今年はどんな南の生物に会えるでしょうか。