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本州初記録のエビが登場♪

10月12日(木)天気:快晴 気温:26度 水温25度 透明度15~20m
アンドの鼻に超激レアエビが登場したとの情報を頂きました。
その名もパロンシュリンプ(ゲラストカリス・パロナエ)。
このエビの存在を知ったのはほんの一ヶ月前。
某ダイビングサイトをなにげなく見ていたら「屋久島でゲラストカリス・パロナエ発見!!」という情報が載っていたのです。
それを見た僕は「おぉ!?なんじゃこりゃ??」と思い、もちろん見たこともなかったので興味深々。
すぐにそのまま情報提供者に連絡を取り、宿主の写真を送ってもらいました。
『屋久島にいるなら串本にもいるかも』なんて、何の根拠もないのに、その写真を元に串本での捜索をなにげなく始めたのです。
そして昨日、なんといきなり串本で見つかったという情報をもらったのです。
『あれれ…なんとあっさりと見つかったのね…。』笑
結構気合入れて探してたのに、ちょっと拍子抜け。
けど、会いたいと思って探してたエビに会えて、単純に嬉しかったです!
発見者の南紀シーマンズクラブの山崎さん。そして情報を下さったDIVE ZESTの参木さん、ありがとうございました~。
1本目:アンドの鼻
今日はゲストなしだったので、お目当てのエビめがけて一直線!!
すぐに見つかりました。
『こりゃ、エビか~?』
アンドの鼻 パロンシュリンプのペアアンドの鼻 パロンシュリンプ 正面からアンドの鼻 パロンシュリンプ ななめ上から

見事にカイメンに擬態しています。なんとも形も変!不思議なエビです。しかもペアでした。
1枚目の写真の左下あたりに、もう一匹小さいのがいます。
ある程度写真を撮ってその場を後にしました。
見れて良かった~。みなさんありがとう。
他にはイロブダイ、カスリハゼ、オトメハゼ等が見れました。
2本目:備前
最近はやりのハゼゾーンへ今日も足を伸ばしました。
備前 ヤシャハゼのペア備前 ヤノダテハゼ

ヤシャハゼのペア、ヤノダテハゼ、ホタテツノハゼ2匹、そしてついにホタテツノハゼ属の一種3のペアが見れました。
このホタテツノハゼ属の一種3、個体数はそれほど少なくないのですが、ペアでいるのがなかなか確認出来なかったのです。
初めて伊豆で見たときは、それがオスメスだとは思わず、別種だと思っていたのです。
そしてある日ペアで巣穴にいるのを見て『オスメスだったのね』と気づいたんです。
けど、それからと言うもの、ほとんどペアでいるのは見られませんでした。
そのペアでいる場所をやっと発見できたのです。
けど、写真は撮れず!!次回リベンジに行きたいと思っています。
天気も良く、海の状態もいいですよ♪今日も楽しかった!


透明度回復♪気持ちい~い♪

10月11日(水)天気:雨のち曇り 気温:23度 水温25度 透明度20~25m
朝からドシャ降りの雨。けど海は北東の風でベタ凪!
晴れてて波が高いよりは良いか!と前向きに考えます。笑
1本目:住崎
船からジャーンプ!!の瞬間。おぉ、水底が楽々見えます、青いキレイな潮。透明度はゆうに20mを越えていました!!
先週の台風からくるうねりや雨のおかげで透明度はイマイチだったんですが、今日で完全回復です♪
潜ってるだけで気持ちいい!
住崎 本根住崎 ムチカラマツエビ

ヤシャハゼを確認しに行きました。今日もかなり寄らせてくれました。
近くにいたネジリンボウが行方不明。代わりにヒレナガネジリンボウを見つけました。
2本目:アンドの鼻
最近ゲストが入ると必ず1本は潜っている人気ポイント!アンドの鼻。
今日もアザハタはクロホシイシモチを取り巻き、貫禄十分でした。
アンドの鼻 アザハタとクロホシイシモチアンドの鼻 アザハタアンドの鼻 ヒトデヤドリエビ

マンジュウヒトデの上にはヒトデヤドリエビ。そして、モンハナシャッコのパンチ力をゲストと一緒に確認などして遊んできました。
ハードパンチをその目で見たい方はぜひリクエスト下さい(ってないかな)。
3本目:グラスワールド
おとといのカメダイブの味をしめ、今日も浅瀬のサンゴ&カメ狙い!
そして、またまた遭遇できました♪
先日のカメよりもひとまわり小さい子であまり近寄らせてはくれませんでしたが。かわいかったよ~。
グラスワールド 今日もカメに会えました♪バブルリング行きま~すできた~!まだまだ連発ができません。むずかしい!

バブルリング。まだまだ修行が足りません。
いつになったら連発できるんだろ~!!!


ウミガメに大接近♪そして串本祭り

10月9日(月)天気:快晴 気温:22度 水温25~26度 透明度10m
北西の風がようやく弱まり、ボートも揺れず、快晴だし、快適なダイビングができました。
1本目:住崎
最近メジナの群れをよく見るように思います。もちろん年中いる普通種なんですが、最近は特に塊のようになっています!!
そのせいか、魚影も濃く感じます(って、濃いんですが)。
カゴカキダイ、アマミスズメダイ、クロホシフエダイ、アカヒメジと群れ物いっぱい!
やっぱ住崎は楽しいやぁ~。
2本目:アンドの鼻
メインのアザハタの根より、さらに浅いところにもう一つアザハタの根があるんですが、今年は浅いほうが規模がでかいです!
しかも、アザハタとクロホシイシモチ以外に、メアジの群れ、アカヒメジの群れ、???カマスの群れも周囲にいます。
と言うことで最近は1ダイブで2ヶ所とも周ってます。
ここ、ものすごくいいですよ!おすすめ!
3本目:グラスワールド
浅瀬のサンゴ、そしてウミガメ狙い!!
そして見事的中!!
じりじりとかなり遠くから近寄り、なんと最後は手の届く距離まで近寄らせてくれました!!
グラスワールド キャー!ウミガメに大接近♪ グラスワールド キャー!!!さらに大接近♪

『キャー!すごい!』
お客さんも大満足の様子。いい記念になったと思います。
その他、アジアコショウダイ、ジョーフィッシュ、ツユベラなど
そして、ログ付けをしていると、獅子舞がお店に来ました。
串本祭り!ししまいがお店にきました

実は10月の連休は、串本はお祭りなんです。
みんな「串本」と書かれたゆかたを着て、各家でししまいを舞わします。
笛の音、太鼓の音、やっぱ祭りは楽しいっすね♪
そんな僕も小さい頃からこの祭りに参加していました。
しかし、今は参加していません。
と、言うのもちょっと前までは10月14~16日の3日間で行われていたんですが、数年前から必ず連休に行われるようになったんです。
確かにその方が見物客も多くて盛り上がりますからね!
けど、世間が休みの時に忙しい仕事の僕は…
まっ、またいつか参加できるかな♪


まだまだ北西強し!明日は回復の見込み

10月8日(日)天気:快晴 気温:24度 水温25~26度 透明度10m
ぽっかぽか陽気で気持ちいい一日でした♪
しか~し、昨日と同じく北西の風強し!水面が波立ち、船もよく揺れました。
透明度も連日の雨の影響か、水面付近は急ダウン!!しかし、水底付近は10mほど見えていたので、問題なくダイビングを楽しめました。
1本目:備前
ネッタイミノカサゴの幼魚!かわいいです。
最近ミノカサゴ系の幼魚が各種見れてます!ハナミノ、キリン、ネッタイ…。なぜか見れないのがシマヒメヤマノカミの幼魚。未だ一度も見たことありません。どこにいるんでしょうか?
ムレハタタテダイも相変わらずムレムレ!!南国を思わせます。
ネッタイミノカサゴの幼魚備前 ムレハタタテダイ

アカホシカクレエビ、クロホシイシモチの群れ、キビナゴの群れ
2本目:住崎
1本目より波が高かった気がします!けど、明日は風が変わる予報。
やっと穏やかな海に戻りそうです。
アマミスズメダイ、ナミマツカサ、カゴカキダイ、アカヒメジ、メジナと群れ物いっぱい。
岩陰では大きなイセエビも見られました。
住崎 レンテンヤッコ住崎 クマノミ

レンテンヤッコ、アブラヤッコ、クマノミペアなど
穏やかになったついでに、透明度も回復しますように!(祈)


北西の風強し!

10月7日(土)天気:快晴 気温:23度 水温25度 透明度10~15m
北西の風が強い!との予報は大当たり、サンビラ、イスズミ礁の方が穏やかでした。
住崎を潜った方の情報によると、船の上が揺れまくったみたいです。
透明度も下がってたようです。
今日はアドバンスコースの為、マリンセンター前ビーチに2本。
中性浮力とコンパスナビゲーションでした。
3本目は穏やかなイスズミ礁へ!
この波にしては透明度が良く、安全停止中からも水底がはっきり見えるくらいでしたよ♪
イスズミ礁 オトメハゼ

明日も予報は北西の風強し!!
『ん~、明日もか~。』涙
明後日から穏やかな海に戻りそうです。


台風のうねりやや来ました!

10月6日(金)天気:雨のち快晴 気温:23度 水温25度 透明度10~15m
とうとう台風のうねりと思われるものがやってきました!
水中のうねりはほとんど無く、快適に潜れたんですが、移動中の船がけっこう揺れました。
ビーチは水底が若干揺れているくらいのうねりが入っていました。
しかしこの台風のうねりもさほど強くならないと思われますので、もしかしたら今日がピークくらいだったかも分かりません。
明日は北西の風が強い予報です。
イスズミ礁、サンビラ側が潜りやすいかも分かりませんね!
連日続いていた雨ですが、正午からは快晴にになり、一気に暑くなりました。
ひっさびさの快晴♪

連休中はいい天気のようなので、楽しみですね!
1本目はマリンセンター前でオープンウォーター講習。
2本目は住崎に潜りました。
透明度が若干落ちていましたが、アマミスズメダイ、ナミマツカサ、アカヒメジ、クロホシフエダイ、メジナなど群れ物いっぱいで楽しめました。
昨日から雨の中講習していたお二人様!
『オープンウォーターダイバーおめでとうございます!』
雨の中講習おつかれさまでした~♪

次はファンダイブでおまちしております。ありがとうございました。


台風の影響出ていません

10月5日(木)天気:強雨 気温:21度 水温26度 透明度5~7m
今日は小学校の時の同級生がお友達を連れて東京からライセンス取得コースに来てくれました。
小学校卒業と共に学校が変わったので、かれこれ14年ぶりの再会でした。
懐かしい記憶がよみがえりながらも、講習をせねばと強雨の中がんばってもらいました。
なので今日はマリンセンター前ビーチのみのエントリーです。
昨日から降り続く雨は前線によるもので、気になる台風のうねりはいまだ届いておりません。
今回の進路だとたいした影響は出ないと思っています。
なので3連休は大丈夫ですよ!


オニヒトデ退治

10月4日(水)天気:曇りのち雨 気温:23度 水温26度 透明度20m
今日は恒例の鬼退治ことオニヒトデ駆除に参加してきました。
通常のダイビングポイントにはオニヒトデは少ないので、串本に通っているダイバーでもあまりこのヒトデを見たことが無いと思いますが、普段のダイビングポイント以外では違います!まだまだオニヒトデはいっぱいなんです。
今日潜ったところは串本町の和深沖。サンゴが素晴らしかったです。
まじで感動しました!!
そんな素晴らしいサンゴの中に、ポツポツ白化しているとるがあります。
ヤツらはそこにいるのです。
オニヒトデに食い荒らされたサンゴ 白化してますオニヒトデは昼間はこんなところに潜んでいます

総勢10数名で参加して、全部で300匹くらい捕れました。
今後もこの戦いは長く続きそうです。
第二回10月15日(日)、第3回11月12日(日)オニヒトデ駆除参加ダイバー募集中
オニヒトデの駆除をしながら、串本の素晴らしいサンゴが見れるチャンスでもありますので、ぜひぜひみなさんふるってご参加下さい。
ご協力お願いします!!


ヨリコバ最高!!

10月3日(火)天気:曇り一時雨 気温:26度 水温26度 透明度15~25m
今日は久々にヨリコバに潜ってきました。
一時期は串本中のダイビングサービスがこぞって通った外洋ポイント。しかしダイバーが入るに連れ魚は減り、やがてあまり潜らなくなりました。
あれから数年、またここに魚が集まってきたようです。
個人的にも2年弱潜っていなかったので、期待に胸膨らませてエントリーしたのであります。
1本目:ヨリコバ
いい潮が入ってきています!!透明度はかるく25mオーバー!!海の色も青くて気持ちい~い!
根のトップに到着。ほどよく流れています!
吐いた泡が後ろに飛んで行き、前髪もオールバック。笑
ヨリコバ 前髪がオールバックに!笑

根の端ではキンギョハナダイが乱舞!青い海をバックにオレンジ色のハナダイ達が目立ちます。
アオウミガメも優雅に泳いでいました。
ヨリコバ住崎 アオウミガメ

イサキ、タカサゴ、メジナ、ニザダイ、シラコダイが群まくっていました。
やっぱり外洋は魚影が濃い!と言うのを再確認した1本でした。
2本目:アンドの鼻
昨日オープンしたアンドの鼻。今年2回目です。
クロモシイチモチの大群に主のアザハタ。
アザハタがアカシマシラヒゲエビのクリーニングを受けていたので、僕はベンテンコモンエビにクリーニングしてもらいました。
アンドの鼻 アザハタを掃除するアカシマシラヒゲエビアンドの鼻 クロホシイシモチの大群アンドの鼻 ベンテンコモンエビ

今年はタテジマキンチャクダイの幼魚が多いです。あちこちで見かけます。
3本目:備前
がっつりハゼ狙いのダイビング。
ヤシャハゼのペア、ホタテツノハゼ、ホタテツノハゼ属の一種、ヤノダテハゼ。
備前 ホタテツノハゼ

ん~、ハゼファンにはたまりませんね。
けど、深度が24mくらいなので、粘って写真を撮るとなるとナイトロックスが必要ですね。
ナイトロックススペシャリティー講習もやっておりますので、興味のある方はぜひ受講下さい。


アンドの鼻オープン!!そしてハゼ攻め その2

10月2日(月)天気:晴れ 気温:26度 水温26度 透明度20m
冬季限定ポイント「アンドの鼻」がついに本日オープンしました!!
こんなに早い時期にオープンなんて珍しい。って去年も早くにオープンだったようですが、僕が伊豆に行く前は冬になってからじゃないと潜れませんでした。
ウエットの時期にここのポイントに潜れるなんて!
アンドの鼻ってどんなポイント??
なんてったってメインは「アザハタの根」!アザハタ数匹を取り巻くようにイシモチ、キンメモドキがギュっとなり、根の周辺にはケラマハナダイ、タテジマキンチャクダイ、根の下にはたくさんのクリーナーシュリンプ、ダイバーだって手を出せば掃除してくれるんです。
それって、備前のプチアンドと同じじゃないの?
いえいえ、違います。アザハタ自体の大きさ、そしてイシモチの規模は他のポイントとは比べ物になりません。
このイシモチの群れの数は、年によって違います。
僕が今まで見た中で一番すごかった年は2002年の冬だったように思います。
イシモチがそれこそ塊のようになり、アザハタの根がある水深20数メートルから水深7mくらいまで全部イシモチ!!
遠くから見ると巨大な岩にしか見えませんでした!!
イシモチの向こうのダイバーなんて、まったく見えず、中に入ろうものなら真っ暗になるほどでした。
あれはすごかったですよ!
さて、今年はどんなでしょう??期待が膨らみました。
と、その前に実は備前に潜ってきたのでありました。
狙いはハゼ!今回も数々のハゼ達が見られましたよ。
1本目:備前
先日、初めて行ったアザハタの根を越え、目指すは砂地ゾーン!
前回同様コンピューターをチラチラ、そして息を凝らしてじっくり探します。
すると、いましたいました。
まずはヒレナガネジリンボウのペア。元気にホバリングしています。
共生エビは美しいコシジロテッポウエビ。
すぐ手前に、おおっ!!ホタテツノハゼ!!今年初の出会いでした。
ん~、ヒレがかっこいい!
おっ!今度はヤノダテハゼ!普通のダテハゼに比べて尾びれの黄色がビューティフォー!笑
ここの砂地はハゼのオンパレード。ハゼフェチが来たらきっと生唾物です。
備前 ヒレナガネジリンボウのペア備前 ホタテツノハゼ備前 ヤノダテハゼ

そんなハゼ達を探していたら、偶然目に入ってきたのがタツノイトコ。
備前 タツノイトコ

思い出深い魚です。それは数年前、人気番組トリビアの泉からの依頼で…。あっ、話が脱線しそうなので、この話はまた今度。
さて、とにかくハゼをガッツリ見てきました。
写真には載ってないけど、ヤシャハゼ、ホタテツノハゼも2匹いましたよ。
2本目:アンドの鼻
期待に胸膨らませ一直線にアザハタの根へ!
アンドの鼻 アザハタの根

おぉ~、やっぱり他とは違います。アザハタがでかい!それにダイバーなんて気にせず泳いでくれるので貫禄を感じます。
根の下には変わらずクリーナーシュリンプがいっぱい。タテキンもいました。
今年のアザハタの数は??
それはみなさん来てからのお楽しみと言うことで。
砂地も少し見に行ってきました。
こちらはクロイトハゼが目立ちました。クロイトハゼが作る独特の貝の家があっちこちで見られました。
オトメハゼ、ネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウもいましたよ。
これからどんどん何か見つかるでしょう。アンドは出物の宝庫ですから。
これからが楽しみです!