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ついにこの日がやってきた

2023年3月8日(水) 天気:晴れ 気温:18℃ 水温:16-17℃ 透明度:10m 風向:北→西

 

まいどですー!谷口です。

もう、日本中の杉の木を伐採して欲しいと願う今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?

 

 

ついにこの日がやってきた!

どなた?って思ったでしょう。

この方、神戸大学の海藻博士、川井さんである。

クジャクケヤリと和名を提唱して下さった張本人だ。

ケヤリに和名が提唱されました

 

そんな川井さんと初ダイビング!

前回は僕が採取した海藻を調べて下さったのですが、今回は生え始めの若い個体の採取にお越し下さった。

潜る前からフィンのストラップは片方千切れ、装着したマスクは真っ白に曇り、水中ではBCに勝手に吸気される呪いにかかり踏んだり蹴ったりでしたが、目的は達成して頂いた。

あとはちゃんと写真が撮れてるか心配ですが、どうだったのでしょう?

 

 

次回は写真のような最盛期にお越し頂けるとのこと、楽しみである。

今年は昨年に比べ咲っぷりがイマイチなので、これからモリモリ生えてくれるのを願うばかりである。

よくお客様にいつが最盛期ですか?と聞かれるのでここに書いておこうと思います。

 

最盛期は、4月から6月です。

最も多いのはやはり6月なのですが、梅雨前線も気になる時期になります。

クジャクケヤリが生い茂る場所はうねりに弱く、梅雨前線のうねりが入るとそもそも潜水できない。

あと、昨年の観察で分かったのですが、大きなうねりの後はクジャクケヤリが小さくなる。

よってまとめると良いのは4月から5月!ホームランを狙いたい方は6月って感じですかね!

まぁ、僕なら6月にするけど。笑

しかし昨年は8月まであったので、水温が23度くらいまでであれば意外とシーズンは長いんですよ。

 

 

今回、川井さんからもう一つミッションをもらったのでメモがわりにここに書いておこうと思います。

これがTHEケヤリです。

串本では限られた場所にしか生えないクジャクケヤリよりも、さらにさらに限られた場所にしか存在しないTHEケヤリ。

事前調査で2カ所見つけたのですが、今日ご覧頂こうと思ったら、フサが無かった。。。

溶けたのかな?と思ったのですが、川井さん曰く魚が食べたのでしょう!と。。。

でも、2カ所あったのに、2カ所とも同じ状態だったこと、さらには事前調査はたった2日前のことです。

たった2日でそんなに変わるのか?

新たな疑問が湧きました。

うーん、引き続き観察しよう!

 

ほんじゃまた。