今季は水温が高い
2020年12月13日(日) 天気:曇りのち晴れ 気温:14℃ 水温:22℃ 透明度:15~20m
まいどです~!谷口です。
昨日からええ潮入って来て、水温、透明度が少し上がった。
この時期にして22℃は高い方で、2017年の低水温期に比べると5℃も高い。
海の中の5℃って、たぶん僕達陸上の感覚で言うと10℃くらいは違う気がする。
たぶん、和歌山と沖縄くらい?
生物を見てたら一番分かるのですが、その違いは串本の普通種を認識しているガイドじゃないと分からないと思う。
たまにしか串本に潜らない人にはきっと伝わらないだろう。
はっきり言って今の串本の海は、亜熱帯種が大量に入って来ている。
簡単に言うと、南国化しているのだ!
個人的には、今季の冬は水温があまり下がることなく、越冬する亜熱帯種の魚が多いと予想する。
そしてそのまま夏を迎え、魚の数が爆発するはず。
今から夏が楽しみでならない!
ケラマハナダイのオス
とある場所で街ができていて、この夏は産卵も見れた。
この場所は個人的にも超お気に入りで、きっと来年の夏は大爆発するだろう。
ハナゴンベとハタタテハゼは今季豊作
両種とも一昔前は多かったものの低水温で壊滅状態まで追いやられました。
そんな2種が一緒に撮れるなんて!
一方、よく分からないのが深場の生物
マダラハナダイを始め、デルタスズメダイや写真のシロボシスズメダイなど深場の生物が浅い場所で見つかってます。
なんでかな?うーん、予想もつかない!
地味なネタ、いや、個人的にどストライク。笑
ホンソメワケベラの幼魚と一緒に居たブダイベラの幼魚。
うん、かなり紛らわしいのでみなさま間違わないようにね!
ほんじゃまた。