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生命の誕生

7月14日(火) 天気:晴れ 気温:29度 水温:18~26度 透明度:3~5m
昨日の夜、大規模なサンゴの産卵があったようで、店の前で300mスノーケリングするために顔をつけたら、辺り一面にピンク色の卵が広がっていました。
そして講習のラストダイブでは、鎌首を上げたニセクロナマコが、あちこちで放精していた!
最初の講習でいきなり生臭い、いやいや生命の誕生を見て頂けた、ある意味中身の濃い講習でした。
7月なのにビーチで水温18度とかなり寒い思いをさせてしまいましたが、これも自然!笑
お疲れ様でした~。
さて、お魚ストラップ販売開始です。
お土産に、プレゼントにどうぞ大人買いしていって下さい~。笑
お魚ストラップ
明日もビーチです~!


今日はビーチのみ

7月13日(月) 天気:晴れ 気温:28度 水温:23~26度 透明度:3m
講習に体験に、今日はビーチしか出ていません。
しかし、ビーチでも昨日のボートと同じ現象でした。
水底付近は一気に水温が低下です。
そんな海況ですが、むっちゃ楽しかったと言って頂きました。
ありがとうございます。
お友達で体験ダイビング♪
さて、昨日の晩サンゴの産卵があったようです。
この辺りに多く生息するクシハダミドリイシという種類のサンゴです。
大潮の時じゃないの?と思われがちですが、中潮でも産卵するときはあるようです。
今晩もきっと産卵するんでしょうね。
ちなみに僕は見に行きません。
もちろん、ゲストがいれば行くんですが、さすがに一人では…。
ちょっと恐いです。あはは。(*_*)
昼間は一人でも何時間でも潜ってられますが、夜はやっぱ恐いよね~。
お化けとか。笑
明日も講習でビーチのみです。


キョーレツー

7月12日(日) 天気:晴れ 気温:27度 水温:17~24度 透明度:10~30m
透明度最強に良いです!!(*^_^*)
朝一なんか30mあったんちゃうやろか。
どこまでも果てしなく見える海中景色に、ただただ浮遊するだけで気持ち良かった……。
でもね、水温17度
ロクハン来てる僕はまだしも、5mmのゲストは大丈夫かと真剣に思ってしまうほどでした。
一過性のものかも分かりませんが、近々ファンダイブに来られる方、直前に海の様子を聞いて下さいね。
さて、2本目は考えて中黒礁にしました。
最大深度が浅いポイントが良かったのです。
なぜかというと、深いほど水温が低かったから。
しかしあんま変わりませんでした。
水底は19度でした。
でも、やっぱり透明度は良いんですよ(*^_^*)。
ツマジロオコゼ
写真は、2本目に出会ったツマジロオコゼです。
ケヤリの森に隠れていました。
講習組もいました。2日間お疲れ様でした。
講習が終えました。
次はファンダイブで待ってるよ~。


寒いぞ!?

7月11日(土) 天気:晴れ 気温:26度 水温:21~24度 透明度:10m
カマキリ来襲
梅雨の中休みというような天気が続いています。
エントリー前が暑くて暑くて、でも、1本目の水底は21度でした。(>_<) ロクハンの僕でも寒いんですが…。 でも、午後からは水底でも23度と、干満の差で水温が変わってるのかな? 1本目:住崎
初めてお越し頂いた方たちだったので、いつもよりも慎重にガイドしてきた。
ウミシダに絡むオランウータンクラブ、卵を守るクマノミ、カゴカキダイの群れに、居付いてるテングダイ、卵を守るカモハラギンポなどなどを紹介してきました。
また、今年は多いイワシの群れに、一瞬ブリの群れが突っ込む!!
という迫力の瞬間が見れたが、一瞬すぎて案の定僕しか見ていなかったようです。
みなさん、群れが砕けたら中層にも注目です!
2本目:備前
ウミウシとか卵系を見てみたいと言われたので頑張ってみたのですが、ウミウシはゼフィライガグリアオくらい。
1本目に見たミカドウミウシの卵はお花みたいで美しかったです。
キンメモドキ、スカシテンジクダイの群れがすごく、離れて見ると岩にしか見えないくらいの塊になってます。
そこにアザハタが偉そうに絡んで、見ごたえ抜群でした。
最近、ホンソメワケベラの産卵をよく見る。
なんとなく分かって来たかも?
今度、撮れたら撮ってくるよ~。
さて、2週間前にお越し頂き2日目が体調不良で講習を終えれなかった旦那様が、今日無事にオープンウォーター講習を終えた。
 
僕も気になってたんでホット一息です。
今回は奥さまは付き添いですが(すでに前回終えた)、やっぱり夫婦は2ショットです。
おめとうございます!
2週間越しのおめでとう


まとめてアップ

7月9日(木) 天気:くもり時々晴れ 気温:26度 水温:21~24度 透明度:10~20m
雨が降りそうで降らない、そんなお天気が続いています。
しかし蒸し暑いですね。
さて、昨日からマンツーマンで潜ってます!(^v^)
ポイントはグラスワールド、住崎、吉右衛門、イスズミ礁でした。
1本目:グラスワールド(昨日)
浅場のサンゴエリアまで足を運びました。
そしたら、大きなアオウミガメを初め3匹のカメが見れました。
グラスワールド シコロサンゴの群生
各種スズメダイの幼魚がぽろぽろ出始めてるので、これから賑やかになりそうです。
そう言えばピカチューが3匹塊っている場所も見れました。
他には、大きなオオモンカエルアンコウ、トサカに住むセボシウミタケハゼ、近年少ないハタタテハゼなどが楽しませてくれました。
グラスワールド 東の根
東の根の上ではトサカの周りにソラスズメダイやキンギョハナダイが群れているので、爽快です。
あっ、スズメダイちょっとしか写ってないけど、こんなもんちゃうで~!
2本目:住崎(昨日)
ナガサキスズメダイの成魚の巣作り行動を見てゲストと遊んでました。
巣に手を近づけたりするだけで激しく威嚇してくるので、この時期のスズメダイはそれは恐い(かわいい?)ものです。
観察中、どこからかベニカエルアンコウが巣に乱入してきて、一瞬ナガサキスズメダイに噛まれるんちゃうか?と思ったけど、何もなかって拍子抜けです。
ウミシダに寄り添うオランウータンクラブや、かなり綺麗なシュチュエーションに居るジャパピグ、トサカに住むイソコンペイトウガニなどを見てきました。
さて、ここから今日です。
1本目:吉右衛門
25mまで降りたらそれはもうむちゃくちゃ透明度が良くて気持ちいい!
真っ白な砂地がさらに引き立ててくれます。
しかし底は21度になってて、毛穴が引き締まる思いでした。
砂地にべっとり居たツバクロエイ、手の幅はゆうにあるサイズで迫力ありました。
吉右衛門 ツバクロエイ
産卵のためでしょうか、この時期になったら現われるアカウミガメも今シーズン初遭遇でした。
そんなメートル級の生物に出会えて印象的な一本となりました。
2本目:イスズミ礁
ここの砂地には多いベラギンポを見たり、おっさん顔のオトメハゼを見たり、すいぶんしぶといこと居てるハナゴンベの若魚を見たりしてきました。
砂地で遊んでいたら、パークのビーチに出てるタイプのジョーフィッシュなんかも見られました。
イスズミ礁もそろそろチョウチョウウオとニザダイが群れる頃です。
今から楽しみだなぁなんて思いながら潜ってましたよ。
さて、明日はノーゲストなので個人的なファンダイブも休んでのんびりします。zzz


タイムマリンさん

7月7日(火) 天気:晴れ 気温:28度 水温:23~24度 透明度:15m
前線が上にあがったので、蒸し暑い一日となりました。
雨もほとんどなく、海も良かったですよ。
さて、最近リンクにも追加したタイムマリンさんが昨日から来てくれてました。
うちでは珍しい、ショップさんです。(^.^)
スタッフの神戸(かんべ)さん(左上)とはグアムで知り合い、サイパンではガイドしてもらったこともあります。
そんな知り合いだったので、うちに来て下さいました。
ありがとうございます。
元バリバリの現地ガイドが提供するツアーは、一味も二味も違うんじゃないかな!?
単純にそう思うよ!
タイムマリンさん
さてさて、水中写真をもらい忘れたけど、色々と見れましたよ~。
ミツボシクロスズメダイの卵を産む前の準備行動、クマノミの産卵、キビナゴの大群、久々のジャパピグ、安定して見れてるクマドリカエルアンコウのちび、7月なのにまだ見れてるピカチューウミウシ、串本では珍しいハナゴンベ、そしてウケたのは、
『一番キレイにしてそうな女の子が、やたら耳の中をホンソメワケベラに掃除されてたこと』
あ~、おもろかった。ケラケラ
さて、明日はマンツーマンでガイドです。
ほんじゃあね~。


今年は多いです!ホタテツノハゼ

7月5日(日) 天気:雨 気温:24度 水温:23度 透明度:15m
雨ですが透明度良くなってきてま~す!
今日はマンツーマンでグラスワールドと住崎に潜って来ました。
グラスワールドは北側の深場を攻め、住崎ではニューエリアを攻めてきました。
そうそう、今年は多いです!ホタテツノハゼ
住崎に2ヵ所、グラスワールドに2ヵ所、備前にも2ヵ所。
って事で、全部で6ヵ所現われてます。
全国のホタテファンのみなさ~ん。はよおいでやす。
撮るなら今良いですよ~!
しかも今産卵期だからでしょう、ペアで見れてるところが多いです。
ホタテツノハゼ
ちなみに真横のカットはこんな感じです。
水温が上がって来てるのでこれからはハゼの出も良いし、また砂地攻めにハマりそうだ。
他には、アオリイカの卵、ムラサキカイメンに化けるオオモンカエルアンコウの幼魚、ミツボシクロスズメダイの求愛、ナガサキスズメダイの求愛、赤いイボハタゴイソギンチャクに住むイソギンチャクエビなどを見てきました。
さて、明日も仕事です。
ほんじゃあね~(*^^)v


あえて2ビーチ

7月4日(土) 天気:晴れ 気温:26度 水温:23~24 透明度:10m
今日はマンツーマンでしたので、あえてビーチだけ2本潜って来ました。
何度か来て頂いてるゲストなんですが、いつもボートなので。
さて、サンワ前ビーチ、オレンジハウス前ビーチでした。
サンワ前はテンジクスズメダイの成魚が見れます。
よく潜るオレンジハウス前では幼魚や中成魚は見られるのですが、ここほど完全な成魚はいません。
そして今日、見たいと思っていた婚姻色まで見ることができました。
テンジクスズメダイの婚姻色
通常はただの縞々なのですが、婚姻色は目の上下に白いラインが走ります。
これはたぶん、マニアはうなる逸品です(ほんまか?)
次は先輩に教えてもらった技です。
家を持たないハナハゼの幼魚を追い(使い)、巣を持っている同種のハナハゼに威嚇される姿や、ダテハゼに威嚇される姿を見て楽しんでました。
これはけっこう使える!!うっしっし。笑
写真はダテハゼに威嚇されてるところです。
ハナハゼの怒るダテハゼ
アサヒガニ同様、砂紋のおかしいところを掘ると出てきたワタリガニの仲間
なんと驚きの、中層泳ぎですたこらサッサと逃げていきました。
カニって中層泳ぐんやね~。知らんかったわ~。
中に浮いて真横に泳ぐ!
なんだか分からないのでゲストに頼んで撮ってもらいました。
手元の図鑑では分からず、ネットで調べたらムシフグが一番近いような。
でも、自信なし!
このフグなんです!?
2本目のオレンジハウス前では、タナバタウオの婚姻色&求愛ホンソメワケベラの産卵などの生態行動のほか、レアものではテングカワハギなんかが流れて来てました。
総潜水時間130分くらいのダイビングとなりました。
さて、明日もマンツーマンです!


クリーニング屋さん

7月3日(金) 天気:くもり 気温:24度 水温:23 透明度:10m
やっぱりちょっと濁ってます。。。
先日の大荒れのせいです。
しかし、生物観察にはあんまり関係ないのです。
今日の備前でのアカシマシラヒゲエビのクリーニングシーンです。
エビ 『ほらほら、綺麗にしてあげるからおいで~』
ケラマハナダイ 『分かった。あ~ん……』
ケラマハナダイをクリーニングする
エビ 『どれどれ!!もっとしっかり口を開けて!!』
ケラマハナダイ 『あいててて。ちょっと痛いよエビさん』
口元をクローズアップ
エビ 『はい、あなたはよろしい!次の方どうぞ~』
フタイロハナゴイ 『先生お願いしま~す。あ~ん……』
今度はフタイロハナゴイがおねだり
こんな声が聞こえてきそうでした。
さて明日はガイドです。
ほなまた明日~!


体がムズムズ

7月2日(木) 天気:くもりのち晴れ 気温:25度 水温:23 透明度:10~15
月曜は英気を養い、火曜、水曜は海が荒れてクローズ。
結局、3日も海を空けることになりました。
こうなると、体がムズムズしてなんか気持ち悪いです。
いつも思うんですけど、やっぱりみんなそうなんですかね?
全国のガイドさん、どうですか?(見てたらコメントして下さいませ!)
住崎で先日新たなブイから入った時に見つけていたロケーションです。
ここには、写真のアカホシカクレエビに加え、イソギンチャクエビ、さらにホシナシイソギンチャクエビも住んでいます。ちょっと賑やかですよ。
イボハタゴイソギンチャクwithアカホシカクレエビ
そこから程遠くないところで、同じく先日見つけていたホタテツノハゼのペアも確認。
オスにはすぐに引っ込まれ残ったメスに近寄るも、あまり寄りきれませんでした。
ホタテツノハゼ
さらに別場所でもペアを見つけてるんですが、そこはオスが小さめです。
いやぁ~しかし面白い!!
ここのブイ、しばらく通いそうです。(*^^)v
午後からはグラスワールドです。
今にもお腹が張り裂けそうなオトヒメベラのメスを、オスがストーカー&ナンパしていたので、僕もその後をシメシメとつけていました。
捕食しながら進んで行くメスの前を何度も横切り、一瞬ヒレを開きアピールする瞬間を狙うんですが、なかなかタイミングがあいません。
こんな写真を何度か撮ったあと…。
ド派手なボディー
やっとイケました!!
ヒレ全開!オトヒメベラ
オトヒメベラはこう見えて温帯の魚で、水温が低めの伊豆なんかでは普通種です。
串本ではかなりレアで、沖縄ではもっとレアでしょう。
しかしこの美しいボディーを持ってしても、メスはまったく振り向いてくれずでした。