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ハチ!

9月16日(火) 天気:雨のち晴れ 気温:22度 水温:26~27度 透明度:10~15m
朝からまとまった雨が降り、北より風がエキジット後の僕らを、さらに冷たくさせました。
ボートに持っていたお湯がとてもありがたく感じました。
1本目:アンドの鼻
アザハタの根は今日も見ごたえバッチリでした。
それでも備前の半分くらいの規模ですが、アンドの方が絵になるような気がします。
ボート♪
砂地を探索していると、串本で初めての出会いとなるハチに出くわしました。
夜行性なので夜潜れれば出ているのかも分かりませんが、たまたま着底した所に潜っており(砂に潜る魚です)、ちょうど出てきたという感じです。
ネジリンボウのペアに加え、今日はもう少し浅いところでヒレナガネジリンボウを見つけました。
2cmも満たないサイズが、さらに愛嬌たっぷりでした。
もうそろそろ産卵が終了にせまっているクマノミ、久々に卵を守っているペアに出会いました。
2本目:グラスワールド
浅瀬のサンゴエリアに行ってきました。
あまり期待していなかったけど、アオウミガメも見られました。
しかし、3名のゲストのうち1名は、カメが出現して泳ぎ去っている時に僕と目が合わず、一人だけ見れないというかわいそうな結果となってしまいました。
こういう時に音を発する「ブーブー」とか「チリンチリン」とかあったらいいなと思いますが、別グループにとっては単なる『雑音』なので、やっぱりいらんな!
音に頼らないように、お互いにチラチラ見合うってのが大事なんちゃうかな?
ちょっと脱線しましたが、浅瀬は変わらずスズメダイの仲間が多く、アサド、ルリホシ、ルリイシガキ、ヒレグロ、オキナワ、クロメガネなんかが見れました。
ボート♪
さぁて、明日は海が良ければ3本行くらしいっす!
本数はゲストまかせっす!
では、また明日~。


連休終わりました

9月15日(月) 天気:晴れのち雨 気温:26度 水温:27度 透明度:10~15m
3連休、海も荒れることなく無事潜れました。
みなさま、ありがとうございました。
全員集合♪
1本目:アンドの鼻
アザハタの根!なかなか成長してきてます。
オープン当時は若干迫力に欠けるものがありましたが、今日はなかなかの見ごたえ。
浅瀬にもクロホシイシモチが2ヵ所で群れ、それを狙ってオオモンハタやアオヤガラ、オオモンカエルアンコウなどの捕食者が集まっておりました。
2本目:グラスワールド
ブリーフィングのネタ通りに事が運ばない結果となりました。苦笑
シャープアイ、コクハンアラ、ウミテング、マダラタルミはことごとくいませんでした。
まぁ、そんな時もあるか。
でもまぁ、アンドの鼻よりも透明度は良く、ウネリもまったく感じることなく潜れて良かったです。
明日も2本行ってきます!
ではまた明日~。


今日の方が穏やかでした

9月14日(日) 天気:くもりのち晴れ 気温:26度 水温:27度 透明度:10~20m
昨日の予想とは違い、今日の方が穏やかでした。
さらに、青い潮が入り透明度が急上昇!
とても気持ちの良いダイビングができました。
しかし、台風はどんどんこちらに向かってるようです。
1本目:備前
西のアザハタの根と、砂地に遊びに行ってきました。
アザハタの根はイシモチの数も多いですが、それを狙って人も多かったです。笑
まぁ、3連休の中日ですからね。
イシモチの大群にアザハタ数匹、アジの群れにキンメモドキやスカシテンジクダイ。
上層にはクマザサハナムロ。
ここだけで十分楽しかったです。
砂地では、ヤノダテハゼヤシャハゼ、ホタテツノハゼは引っ込んでました。
2本目:住崎
本根のフリソデエビジャパピグ、相変わらず居付いているシマハタタテダイ。
人が多かったのでエビ根に避難。笑
こちらでキビナゴの大群に突っ込むブリの子の群れが100匹ほど見られました~。
ちっこかったけど、数が多いとなかなかの見ごたえでした。
明日も問題なく潜れそうです!


台風13号のウネリが来た

9月13日(土) 天気:晴れ 気温:28度 水温:27度 透明度:5~10m
入ってきてしまいました。
ウネリ…。
しかも予報ではこっちに向かってくるそうな…。
そのまま来たら、数日間はクローズになるかも分かりません。
明日の朝の海を見て、明後日以降のゲストを考えます!
さて、今日は午前中サンビラ、午後からはグラスワールドに潜って来ました。
サンビラではまったく台風のウネリを感じませんでしたが、グラスワールドは底揺れしていました。
透明度は、水底付近はちぎれた葉っぱや砂などが舞い上がり落ちていましたが、中層は青い潮でした。
船上の何気ない一コマ
で、ダイビングが終わり店に戻ると、今は東京に出て行っている地元の友達「言葉屋詩人のり」が来ていました。
彼は単身東京に出て行き、路上で詩を書いている男です。
言葉屋 詩人 のり
うちのお客さんからも注文が殺到し(?)、仕事しまくっていました。笑
しかし、タダでは書いてくれない、しっかりした男ということも分かりました。笑
そんな彼の字をもらって「串本Tシャツ」も作りますので、来シーズンにはできてると思います。
楽しみにしてて下さい。
東京の方はもし路上で彼を見かけたら、止まってみて下さい。
ええもん持ってると思いますよ。
では、明日の海はどうなってることやら。


本日海休みなり

9月11日(木) 天気:晴れ 気温:27度
台風の影響でクローズはなさそうです。
連休にお越しのみなさん、安心してお越し下さい!(たぶん)。
今日は海を休んでのんびりしてました。
で、周参見のエビとカニの水族館に行ってきたよ。
新入りで、むちゃくちゃイカツイやつがいました。
世界最大のグソクムシの仲間で、ダイオウグソクムシっていうらしいです。
深海に生息し、死んだ魚を主に食べているようです。
大王の顔面
ごっつう恐いでしょ?
真横から見たらこんなんです。
ダイオウグソクムシの全貌
グソクムシの仲間はニザダイの目の周辺に頻繁に付いています。
みなさんも、今度チェックしてやって下さい。
こんなどんくさいカブトガニもいました。
嫁さん、息止まるくらい笑ってました。笑
ひっくりかえったで!
ひっくり返って何分ももがいていたので、スタッフを探しに行くと「戻ったで~」って嫁さんに連れ戻されました。
もうちょっとでスタッフを連れていくところでした。
まったく、人騒がせなやっちゃで。


今日も単独潜水なり

9月10日(水) 天気:晴れ 気温:28度 水温:27度 透明度:10m
台風の動きが気になります。
沖縄は週末の連休はアウトでしょう!
串本はどうでしょうか。潜れるかも分かりませんが、うねりが入ってきそうです。
1本目:住崎
昨日のコロダイの幼魚に続き多いのがアジアコショウダイ。
そして、その次くらいに見られるのがこのヒレグロコショウダイでしょう。
個体数はあまり多くありませんが、クネクネ動くので目につきやすいです。
トラギスが目で追って今にも飛びつきそうだったので、見ててそわそわしました。
住崎 ヒレグロコショウダイの幼魚
オオウミシダに着くオオウミシダトウマキクリムシ
舌を噛んでしまいそうな名前ですが、その美しさは絶品です。
この貝は、中身の身の部分に模様があり、貝自体は透明なんだそうです。
知った時は「60ヘー」くらいいきました!(今は懐かしトリビア)。
住崎 オオウミシダトウマキクリムシ
他には、フリソデエビのペア×2ヵ所、何かを口に頬張っていたガラスハゼなどをが見られました。
2本目:グラスワールド
ガイドの先輩DIVEZESTのみつぎさんに教えて頂いて、アイランドグレゴリーを見てきました。
グラスワールド アイランドグレゴリー
意識して見ていないと、確実にセダカスズメダイと思ってスルーしてしまいそうです。
特徴は尻ビレの黒淵でしょうか。
観察していると2個体いることが分かりました。
ぜひ幼魚の時に会ってみたい!!そう思うのでした。
今日もレモンスズメダイを心の隅で期待していたのですが、またしてもフラレてしまいました。
ほんま、どこへ行ったんやろ!?
他には、アオウミガメ、ルリホシズズメダイの幼魚、アサドスズメダイの幼魚などを見てきました。
さて、明日は海お休みです。


台風13号発生

9月9日(火) 天気:晴れ 気温:28度 水温:27度 透明度:15m
嫌なタイミングで台風が発生しました。
このままだと、週末の連休にかかってきそうです。
今年も去年も台風が少なかったけど、去年は7月の3連休に、そして今回は…。
数は少ないけど3連休を確実に狙って来ます。
1本目:イスズミ礁
台風は発生したものの、今のところはまったく影響ありません。
今日も透明度まずまずで、波も無く穏やかでした。
昨日に引き続き、今日も一枚目はセボシウミタケハゼ
いろんなシュチュエーチョンがあって、ついついカメラを向けたくなる。
僕のハートをがっちりキャッチしてやがります。
イスズミ礁 セボシウミタケハゼ
ハナゴンベの幼魚なんかも現われてます。
でっかいのもいるそうですが、ハナゴンベは小さい方が美しい。
イスズミ礁 ハナゴンベ幼魚
死滅回遊魚になるアサドスズメダイ
グラスワールドの浅場とイスズミで、よく見られます。
イスズミ礁 アサドスズメダイ幼魚
むちゃくちゃかわいいミスジスズメダイの幼魚もいましたが、完全に遊ばれただけで終わりました。
ハナヒゲウツボの幼魚も根強く残ってます。
2本目:住崎
先日登場のニシキフウライウオを撮りたかったのですが行方不明。
アカボシハナゴイに続きカメラを持って潜れる状況になると、現われてくれません。
アテが無くなってしまったので、少し前に見れていたフリソデエビのペアをずいぶん久しぶりに見に行くと、相変わらずオニヒトデを喰っていました。
ログを見直すと、6月の末から同じ場所で見られており、さらにオニヒトデもずっと抱えたまんまです。
オニヒトデ自体の数がそんなに多くないので、別のヒトデを新たに食べているのではないと思われます。
ってことは、ちょっとずつしか食べないんですね。
20cmくらいのオニヒトデなら、3ヵ月以上はもつんじゃないでしょうか。
そんな事を考えながらエビ根に向かい、根の上で大半を過ごしました。
セレブな眼鏡の持ち主メガネゴンベ
同じサンゴでけっこう長いこと観察できてます。
住崎 メガネゴンベ若魚
1cmほどのコロダイの幼魚
ヘロヘロした動きが、外敵に見つかりやすいのではないだろうか。
逆効果ではないんでしょうねぇ~、やっぱり…。
住崎 コロダイの超チビ
最後はサンゴの中を駆けまわるフタイロサンゴハゼ
個体数はかなり多い子です。
住崎 フタイロサンゴハゼ
さて、明日も潜ってきま~す。
あっ、でも、草刈もせなアカンなぁ。


平日暇です!

9月8日(月) 天気:晴れ 気温:29度 水温:27度 透明度:15~20m
今週の平日は暇なマリンステージです。
だれか、突然いきなり予約くれませんか!?
冗談ではなく、ほんまにいきなり来てほしいです。笑
グラスワールド セボシウミタケハゼ0908
今日はグラスワールドに潜りに行ってきました。
透明度は昨日ほど良くはなかったけど、水面からギリギリ20mの砂地は見えてました。
先日なにげに見つけたのですが、この子の名前は不明。
雑誌かなんかに載ってたような気はするんやけど…。
気になってたので、一応写真で押さえておきました。
とりあえず、コマチコシオリエビの一種と言うことで。
グラスワールド コマチコシオリエビの一種
エキジット間際、ウミテングを探すも見つけられず、ヒメニラミベニハゼを見て、ふと横を見るとコクハンアラの幼魚がいた。
個人的に初対面なので嬉しい出会いです。
しかしこんなん流れてくるんやね~。
グラスワールド コクハンアラの幼魚
他には、鉄の棒(?)の中で保育中のカモハラギンポを観察したり、ものすごく久しぶりにピグミーシードラゴンを見に行って、まだおるんやな!と確認して、あとはセボシウミタケハゼをしつこく撮ってました(写真上)。
さぁ、明日は潜りに行くかは朝の調子で決めます。
ではでは、突然の予約を期待してます。笑


透明度良すぎです

9月7日(日) 天気:晴れ 気温:29度 水温:27~29度 透明度:15~25m
昨日は3ダイブで備前、アンドの鼻、浅地へ。
今日は2ダイブで、住崎、双島沖北の根へ行ってきました。
両日とも透明度はすこぶる良く、その中でも、昨日の浅地と今日の住崎は特に良かった。
25mからでも余裕で水面が見えました。
毎日こんなんやったら最高やで~。
ほんま、今の串本は最強や~。
バブルリング♪
アンドの鼻のクロホシイシモチの幼魚たち。
アンドの鼻 クロホシイシモチの幼魚の中へ
浅地の地形。
浅地 豪快な地形
浅地の穴。
浅地 穴を通ってます
住崎では新顔のアオウミガメがいきなり潜降してきてビックリ♪
住崎 新顔のアオウミガメ
この2日間でたくさんの生物に出会ったので、一部紹介。
備前:ヤシャハゼ、ホタテツノハゼ、ツムブリの群れ、ミスジスズメダイの幼魚
アンドの鼻:アザハタの根、ネジリンボウ、クロホシイシモチの幼魚の大群
浅地:メジナの群れ、キンギョハナダイの群れ、タカベの群れ、ツマグロハタンポの群れ、コガシラベラの産卵、キンチャクガニ
住崎:フリソデエビのペア、ニシキフウライウオ(今シーズン初)、ジャパニーズピグミーシーホース、ガラスハゼ&卵
双島沖北の根:キンメモドキの大群&ハナミノカサゴ6匹、ピンク色のハダカハオコゼ×2、カンムリベラの幼魚、ミナミハコフグ幼魚、コガシラベラの産卵
とまぁ色々書いてみましたが、これはほんの一部。
ほんとは、もっと濃い内容だと思います。
写真はゲスト代表でKosukeさんから頂きました。ありがとうございます。
他のみなさんのも頂きたかったのですが、時間が押せ押せだったのでもらえませんでした。
さて、明日はカメラ持って潜ってくるで~!
ではまた明日~。


浅地の底力

9月5日(金) 天気:晴れ 気温:28度 水温:27~28度 透明度:20m
本日は雨との予報でしたが、良い方にハズレてくれました。
ここんところずっと波もなく最強な状態が続いています。
1本目:浅地
かなり久しぶりの浅地。
久しぶりに潜ったら、なんだか新鮮でした。
キンギョハナダイが以上に多く感じました。
あれ?こんなにおったっけな??
とにかく、最高でした。
浅地 キンギョハナダイの乱舞
頭上にはメジナの群れ。
浅地 メジナの群れ
28mにある横穴。
サイパンのグロットっぽく撮ってみました。笑
……、全然違うってか!?
浅地 グロット!?笑
巨人がチョップして割ったような地形もあるのだ~。
浅地 豪快な地形(の一部)
こんな豪快な地形を見て、たくさんの魚に囲まれ、浅地の底力を感じた1本でした。
2本目:イスズミ礁
こちらも魚は多く、この時期多いチョウチョウウオの群れを堪能しながら、ニセカンランハギやニザダイも見てきました。
イスズミ礁 チョウチョウウオとナガサキスズメダイ
かわいらしいハナゴンベの幼魚がいたり、モンガラカワハギの成魚を久々に見かけたり、小さなオオメハゼを見たり。
3本目:グラスワールド
これまた久々のウミテングがいたよ。
グラスワールド ウミテング
ちょっと前から情報は聞いてたんですが、僕はずっと振られっぱなしで、今日はなんとか見つけることができました。
すぐ横にはホタテツノハゼ属の一種3ヒメニラミベニハゼ(シャープアイピグミーゴビー)なんかも見られました。
あとは、カモハラギンポの保育ガラスハゼの保育なんかも面白かったです。
明日も3本行ってきま~す!
毎日良い海続きやから嬉しいわ~!
みなさん、今良いですよ~。