Monthly Archives: 6月 2008

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今週は賑わってます

6月14日(土) 天気:晴れ 気温:24度 水温:23~25度 透明度:15~20m
今週は賑わっています。
3本潜って、BBQして、この更新も日をまたいでしまいそうです。
BBQだー!

1本目:塔の沖
二の根目指してたんですが、潮が速く断念しました。
久々の塔の沖でしたが、でっかいクエが2匹と、個人的に初めてみるナマハゲウミウシが印象的でした。
塔の沖 ナマハゲウミウシ

南の方に行くと、イスズミ礁のような白い砂地があるのですが、何かいそうで、なんも見つけられませんでした。苦笑
2本目:一の越し
去年だったかな?にできたニューポイント!
今頃、初エントリーでした。
しかもゲストを連れて……。汗
特に、コレってやつが見つけられず、さらに汗…。
一の越し アカホシカクレエビ

でも、アカホシカクレエビコマチコシオリエビイソギンチャクモエビなどが見れました。
って、それ他のポイントでも見れるや~ん!ってのは言いっこ無しっす。笑
3本目:グラスワールド
カメ見たいって言われたので、南のシコロサンゴの群生地を目指しました。
が、見事にはずしました。苦笑
前日に一人で潜ったときは見れたのにゲストがいる時に見れないなんて、なんと皮肉!
ムチカラマツエビカエルアマダイアゴアマダイ×3イソバナガニ、カツオの10匹くらいの群れなどが見れました。
しかし、外洋方面よりも、内海のグラスワールドの方が透明度が圧倒的に良かったです。
ブルーの良い潮ですよ~!
写真は明日アップしま~す。


幼魚

6月13(金) 天気:晴れ 気温:24度 水温:23~24度 透明度:15m
梅雨の中休みのようで、天気も良く、いや、良すぎて暑すぎでした。
僕はもう、すっかり焦げています。笑
1本目:住崎
あちこちで現れているアマミスズメダイの幼魚
キレイです~、このブルーのライン。
毎年、この幼魚を見るのが楽しみです。
住崎 アマミスズメダイの幼魚

特に新しい発見はなかったけど、一緒にボートに乗ってた他のお店のガイドさんが、新しいフリソデエビを見つけてくれた。
おおきに!
2本目:グラスワールド
このカメラを持ってから、イソハゼとかベニハゼを撮るのが好きになりました。
って、ことでシロイソハゼ
グラスワールド シロイソハゼ

久々に遠征した浅瀬。やっぱりいましたアオウミガメ
ワイドレンズが欲しいところです!!!
グラスワールド 休憩中

幼魚幼魚幼魚!
キンギョハナダイキホシズズメダイが一緒になって泳いでいます。
あれ!?キホシ写ってないやん。笑
グラスワールド キンギョハナダイの幼魚達

あとは、ミヤケテグリの1cmくらいの子があちこちで出始めてきた。
岩の隙間とかばっかりで、カメラが入らず撮れませんでした。残念。


家の前のビーチにて

6月12日(木) 天気:晴れ 気温:24度
天気予報よりも早く雨が止んでくれて、めちゃくちゃ蒸し暑い一日となりました。
今日は潜りに行こうかと思っていたのですが、レンタル器材のチェックなどで終わってしまいました。
透明度が良さそうやったから、なおさらです。
午後からは、よく娘と散歩する家の前のビーチに行ってきたのですが、
どうやらウミガメが卵産んだようです。
ウミガメの産卵場

この囲いの中のプレートには、
「2008.5.27 75ヶ」
「2008.5.31 141ヶ」
って書いています。
卵を盗む輩でもいるのでしょうか?南京錠がしっかりとかけられていました。
孵化のあとは、地元の子供が子ガメの放流なども行っております。
そんな僕も、小さい頃参加した記憶がうっすらと残っています。
産卵しに来るのはアカウミガメがほとんどだそうで、どうやら絶滅危惧種に指定されているそうな。
ちょっと調べようとしたら、こんな記事が出てきました。
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/genre6/20080522-OYO8T00275.htm
より多くの子供が誕生して元気に海に向かって欲しいですね。
看板


ヤマドリのオス

6月11日(水) 天気:くもり 気温:24度 水温:23~24度 透明度:15m
パッとしない曇り空でしたが、青い潮が入ってきており透明度良好♪
週末までこの潮が続いてくれるといいなぁ。
1本目:住崎
この前ガイド中に見つけたヤマドリのオス
伊豆では普通にいる魚ですが、串本では個体数が少なく貴重。
住崎 ヤマドリのオス

この魚のために僕はダイソー100円均一でお買い物をしたのであります。
それはただ…
これを見たかったが為に!!
住崎 ヤマドリのヒレ全開!

鏡を使ったやらせ写真でした。笑
ヤマドリと言えばこの背ビレでしょう!
メスへの求愛時、オス同士の闘争時にこのヒレを広げます。
周囲を探しても、メスもオスもいないんですもん。
いつか自然にこの背ビレを開くところをみたいなぁ。
そしてなんと!!ヒゲダイであります。
住崎 ヒゲダイ

人生2回目の遭遇です。
前回見たのは、今は潜れない「鉄塔」というポイントの40mくらいの所。
でも、地味やから予備知識がなかったら完全にスルーされるんやろな~。笑
よく見たらテングダイと同じようなヒゲがあって、密かにダンディーなんやけど。
その他、まだまだ健在のフリソデエビのペア、遊泳中のムラサキウミコチョウアオスジテンジクダイの口内保育などを見てきました。
2本目:グラスワールド
見慣れないハゼを見つけました。
その名もシノビハゼ
グラスワールド シノビハゼ&ニシキテッポウエビ

シノビハゼ系やろうなぁとは思って撮ってたけど、これがTHE・シノビハゼやったんやね。
こうなったらハタタテシノビハゼも見たいぞ~!
先輩ガイドに以前教えてもらったシャープアイピグミーゴビー
図鑑ではベニハゼ属の一種5なんて、堅苦しい名前で載ってるんやけど、このハゼにも和名がついたそうです。
その名もヒメニラミベニハゼ
グラスワールド ヒメニラミベニハゼ(新称)

睨みって…
もうちょっと可愛い名前なかったんかい!って、思ってしまった。
あちこちで幼魚達も現れはじめました~。
グラスワールド キホシスズメダイの幼魚

これからは幼魚も面白いっすよ!
それでは、みなさんまた明日~!


サンゴを食べる貝の駆除

6月10日(火) 天気:晴れ 気温:24度 水温:24度 透明度:10m
今日はサンゴを食べるオニヒトデ駆除ならぬ、貝の方の駆除に行ってきました。
と言っても、オニヒトデもちょっとだけあったので捕獲しましたけど。
ミドリイシというサンゴの仲間の上にコイツらが乗っていると、サンゴが白化しているのですぐに分かります。
でも、今日の海域では数はそんなたいしたことなかったです。
サンゴを食べる貝

現地ガイドが5名と、錆浦研究所のサンゴの先生と、どっかのカメラマンさん2名で潜りました。
どっかのカメラマンさん、僕のこと水中でめちゃめちゃ撮ってたから緊張したわぁ~。笑
貝を捕って網に入れてるシーンとか、貝をちっちゃいヒバシで掴んでるところとか、バシバシ撮ってくれてました。
しかし、何に使うんやろ??
新聞か? 雑誌か?
そもそも、どこのカメラマンさんやろか?
貝だらけじゃ~

この中から、錆浦研究所のサンゴの先生が、一個一個確認して、サンゴを食べないのに間違って捕獲されてしまった貝、ヤドカリ達をリリース。
そしてサンゴを食べる貝の種類の分別をするそうです。
先生はもう一仕事、頑張って下さい!!
ではでは、また明日。


土曜日なのに…

6月7日(土) 天気:くもり 気温:24度 水温:23度 透明度:10~15m
土曜日なのに……、さびしいマリンステージです。苦笑
明日は臨時休業を頂いたので、今日だけでも仕事したかった。
冬やったらまだしも、6月は毎週末仕事したい!
みなさん、潜りに来てよ~。願
しか~し、土曜で乗れるボートもあるということで、ネタ探しを兼ねて写真撮りに行きましたよ。
1本目:住崎
おもしろいカニ。アカゲカムリです。
こうやってね、海綿を背負ってるんですよ。
いつもは同じ海綿の近くでまぎれてたりするんですが、今日の子は違いました。
普通に岩場にいました。笑
しかも、歩行中。
住崎 アカゲカムリ

バレバレなところがかわいかったなぁ。
みなさんも、怪しい海綿を見たら凝視をおすすめします。
今度はイソバナカクレエビ
住崎 イソバナカクレエビ0608

名前の通りイソバナに擬態しているエビです。
同じくイソバナガニなんていうのもいますが、今回はエビの方。
この子がいると、そこだけイソバナのポリプが縮んでしまいます。
写真を見て頂いたら、分かると思います。
イソコンペイトウガニと同じ、ポリプの縮んでいるところを探します。
そんな小さな生き物を見ている僕の周りを、3度に渡り旋回しに来てくれたヒレナガカンパチの群れ
ゲストを連れていたら嬉しい回遊魚なのですが、今日はただただうっとうしかった。笑
その他、フリソデエビのペアピカチューウミウシホシテンス、でっかいサザナミフグなど
2本目:備前~グラスワールド
船長にお願いして、備前で落としてもらい、グラスワールドまで泳いで行きました。
またまたホタテツノハゼ
最近、たびたび通ってます。
備前 ホタテツノハゼ0608

今日は大袈裟でなく、20cmくらいまで接近させてくれました。
機嫌よかったんかな?
グラスワールドまで泳ぎ、シャープアイピグミーゴビーを見てアンカーの方へ。
最後はハマサンゴで最近のカンザシヤドカリ事情を観察しに行ってきました。
グラスワールド ニシキカンザシヤドカリ

写真のニシキカンザシヤドカリ以外にも、もっとも多くいるカンザシヤドカリ、そしてカンザシヤドカリ属の一種(和名なし)と、とりあえず3種を確認してきました。
その他、ヤシャハゼホタテツノハゼ属の一種3ヤノダテハゼアゴアマダイハナゴイの群れなどを見てきました。


只今のビーチ事情2

6月5日(木) 天気:雨のち晴れ 気温:21度 水温:22度 透明度:5m
昨日に引き続き、今日もビーチに遊びに行ってきました。
と言っても、今日は違うところです。
マリンセンター前ビーチ
岩の隙間で何匹か見れました。
画像の上にマウスを持っていくとミナミハコフグの幼魚って出ますが、もしかしたらハコフグの幼魚かも!?
1cmにも満たないステージだったので、イマイチ区別が分からんです。
もう少し育つと、ミナミハコフグならこのままですが、ハコフグなら青いスポットが現われてきます。
まぁどっちにせよ、カワイイことに違いはない!!
ミナミハコフグの幼魚

さぁ、一気にシブイの行きますよ~。
タイワンマトイシモチ
タイワンマトイシモチ

知らんかった~。こんなんがここにおるって事を。
最初はシボリやと思うたんやけど、違うかった。
次はシボリに会いたいなぁ。
他にも面白いのが見れました。
なんと、クマノミの争い
なんか様子のおかしいクマノミのペアやなぁと思ったら、両方がオスでした。驚
クマノミのオス同士の争い

互いに体を小刻みに震わせ、フードを被っている僕の耳にもハッキリと聞こえる音を、歯を噛み合わせて発していました。
『ガキっ!ガキガキガキガキ~』って。
その音は5m離れても聞こえるほどで、びっくり。
一つのイソギンチャクに辿り着いた両者の中の、体の大きい方がメスに性転換して繁殖を続けていく、それで事は丸く収まると思ってたんやけど、それやったら争わんでええっちゅう話やし、ただ単にイソギンチャクの奪い合いなのか、なんやったんやろ?
でも、1時間半後に見に行ったら、両方おらんかった。
どちらか残ってれば、君が勝ち残ったんだね!ってなるのに、誰もおらんって
……何のための争いやったんや!!
っと、なんかスッキリしない気持ちでエキジットしたのでありました。
あっ、その前に、エキジット寸前の水深1mでは、ソラスズメダイが産卵中でした。
産卵中のソラスズメダイ

うまいこと撮れてないけど、雰囲気は伝わるかな?
岩の下の砂をオスが掘って、そこにできた横穴を利用し、天井に卵を産むんです。
だから産卵はこのように天地逆になるんです~。
その他、口内保育中のクロホシヨコスジクロオオスジイシモチ達。ホタテウミヘビ×2、ハナハゼなどが見れました。


只今のビーチ事情

6月4日(水) 天気:くもり 気温:22度 水温:22度 透明度:5m
台風のうねりもおさまり、穏やかな海が帰って来ました。
まだ全体的に濁ってそうですが、潜りたかったのでビーチに行ってきました。
オレンジハウス前ビーチ
卵を守るシリーズ(?)、まずはオオスジイシモチ
この時期にテンジクダイ系を見たら、ほとんどがカップルになっています。
そのカップルになっている中のアゴが張っている方を見つけたら口元をチェック!
しばし観察していると卵が見えるよ~。
口内保育中のオオスジイシモチ

クマノミも産卵始ってます。
卵に着く付着物を取り除くため、胸ビレで水流を起こし、せっせと卵を掃除する。
少しの観察でしたが、この行動が数回見られました。
産卵した卵を保護するクマノミ

ウツボが岩の下敷きになって息絶えそうになっていたので救出するため岩をひっくり返した。
ほんじゃあ、このヒメマダラウミウシっていうのが裏に着いてました。
ヒメマダラウミウシ

ひとしきり撮ったあとウツボを見たら、やっぱし調子悪そうでした。体に大きな傷もあったし。
きっと台風のうねりで動いた岩が、運悪く自分に乗ったんやと思います。
……どんくさいやっちゃ!!
初対面のカスリフサカサゴ
サンゴの隙間に居るのでストロボがうまいこと当たりません!!
カスリフサカサゴ

前回ガイド中に見つけたコケギンポ
微妙にうねりが残っていたので、リーゼントが前行ったり後ろ行ったりなってました。笑
コケギンポ

他には、卵を守るセダカスズメダイ。産卵真っ最中のヘビギンポの仲間。相方のオスが見つからんかったようで、間に合わず卵が出てしまったであろうクロホシイシモチ。イソハゼ属の一種4。
どっぷり楽しんできました。
エントリーしたのが9時、エキジットしたのが11時10分。
もうちょっとで半魚人になるとこでした~!!!


台風5号でクローズ!

6月3日(火) 天気:雨のち晴れ 気温:19度
台風5号は今日がもっともこの辺りに接近だったので、もちろんクローズとなりました。
今朝も雨が45度に降ってたもんね。
明日からはダイビングできるコンディションに戻ると思いますが、濁ってるだろうな。
さて、HPのトップにも載せさせて頂いてますが、阪和自動車道湯浅御坊道路夜間通行止めだそうです。
6月9日~17日の間に大阪よりお越しのお客様はご注意下さいませ。
詳しくは、お知らせをご覧下さい。
もとやさん、情報ありがとうございました。
明日は海の状態が良さそうだったら潜りに行きます!


今日から6月

6月1日(日) 天気:晴れ 気温:19度 水温:23度 透明度:10m
今日から6月。新しい月の始まりで~す。
今日から「タスポが近畿でも導入」されたり、「ガソリンが値上げ」されたり、「白浜駅の駅員さんがアロハに衣替え」したりと、なんやかんや世間は忙しそうです。
うちは、なんも変わってません。笑
いつものまんまです。
昨日のログで台風のうねり問題な~し!なんて言ってましたが、今日は結構うねってました。汗
1本目:住崎
久々に立ち寄ったオオガラスハゼのヤギに、よく見たら卵が産んでありました。
『ガラスハゼのペア これ卵やで~』
って、ゲストに紹介してるところを撮ってくれてたので、たまには自分をアップ。
見てみて~。ここにガラスハゼの卵がありますよ~

クマノミも、ジョーフィッシュも、テンジクダイ系も、カミナリベラも、ヤマブキベラも、アオリイカも、他にもい~っぱいの生物が産卵期に入っています。
いつもとは違った一面が見れるこの時期って、いつにも増して楽しいですよ。
本根のフリソデエビもまだ健在でした。
住崎 フリソデエビ0601

その他、アマミスズメダイの幼魚、ひっさびさのヤマドリ♂、キイロウミウシなどが見れました。
そして、休憩中の一コマ。
ここでみなさんに画期的なロクハン(6.5mmスーツ)の運搬方法を教えましょう!!
画期的なロクハンの運搬方法

これです!
『両手がフリーになる~!!!』
あっ、すいません。コレ言いたかっただけ。笑
2本目:グラスワールド
アオリイカの産卵を見に行ったのですが、完全にハズレでした。
なので、卵をいっぱい見てきました。
で、透けて見えるイカの赤ちゃんとか見てきました。
ゲストがコンパクトデジカメでピグミーシードラゴンにトライ。
ドラゴンはどこや~!?笑

やっぱ厳しいものがあるなぁ。
って、『どこにもピント合うてませんやん!!笑』
なんとなく分かるかな!?ぼや~っと真ん中付近に写ってる枝みたいなヤツ。
なんせめちゃめちゃ小さいから、やっぱ難しそうです。
コロダイとクリーニングするホンソメワケベラ
グラスワールド コロダイとホンソメワケベラ

のほほんとするようなシーンでした。
その他、ヒメウツボムレハタタテダイなどが楽しませてくれました。
みなさん、楽しい一日をありがとうございました!