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一人でプラプラ

6月29日(金) 天気:晴れ 気温:25~29度 水温:24~26度 透明度:10m
今日はマリンセンター前ビーチにふと潜りたくなってきたので、そそくさと準備をして行ってきました。
浅瀬の水温は26度とロクハンを着ている僕にはちょっと暑かったですが、5mmウエットの方なら心地よい水温だったでしょう。
今日のテーマはクロホシイシモチの産卵だったのですが、残念ながら今回は産卵しそうなメスに出会うことができませんでした。
やはり確率を上げるために、大潮の満潮時が良かったかも分かりませんね。
しかしながら色々な面白いシーンに出会うことができました。
サンビラと中黒礁にいるヨコスジイシモチですが、ここのビーチでも見ることができました。
そして口の中には!!しっかりと卵の姿も確認できました。
前々からヨコスジイシモチの口内保育を見たいと思っていましたので、これだけで大満足でした。
さらにはクロイシモチの口内保育も確認できましたよ。
超浅瀬の水深50cmのところでは、全身を紺色に染めたソラスズメダイのオスががメスにしきりに求愛を行っておりました。
去年の夏から居ついているシマハタタテダイは無事に越冬したようで、すいぶん大きくなってました。
今日の写真はこの一枚だけ!
ユビノウトサカに住むミナベトサカガザミです。
マリンセンター前ビーチ ミナベトサカガザミ

ついつい長居してしまい、120分のダイビングとなりました。笑


産卵期真っ盛りなのだ!

6月26日(火) 天気:晴れ 気温:24~26度 水温:23~24度 透明度:15m
昨日に比べ青い潮!!水温も少し上がっていました。
うねりが少し残っていましたが、底揺れなど一切無く快適でした。
やっぱ透明度が良いのは気持ちイ~イ!
1本目:住崎
『ピカチュウウミウシ』を見てみたいとの事だったので北の根へ。
ちょっと探しましたが無事ゲット!
しかし1匹しか見つけられなかった。
水温が上がってくると見られなくなるので、もしかしたらもうそろそろ数が減ってきてるかな?
ノコギリハギの幼魚はヤギの近くで身を潜めています。
ノコギリハギとヤギを絡めて撮ると、バックがヤギの紫できれいになり、かなり良い写真になります。
写真はバックのことも考えて撮ると良いですよ~!
住崎 カゴカキダイの群れ~!

カゴカキダイの群れ、テングダイ×2、スミレナガハナダイ、ニセイガグリウミウシ、アマミスズメダイ群れ
2本目:グラスワールド
クマノミ達はもう多くが産卵に入っています。
今年初めての「クマノミと卵」の写真をアップしま~す!
グラスワールド クマノミとクマノミの卵

イソギンチャクの下の方に赤い卵が見えるかな?
この時期むやみにクマノミに近付くのは止めましょう。
なぜならクマノミは卵を守ろうと必死になっているので、自分の体より何十倍も大きい僕たちでさえ噛んできます。
おでこに歯形を付けて帰った人も見たことがあります。苦笑
卵を観察する時はできるだけ驚かさないように、さらに無理に近寄ろうとせず、やさしい気持ちで観察しましょうね!
安全停止付近で見つけたイソコンペイトウガニのペア、メスは卵を持っていました。
海の中は産卵期真っ盛りなのだ!
ジャパニーズピグミーシーホース×2、ナカザワイソバナガニ、オルトマンワラエビ、カシワハナダイの婚姻色、ジョーフィッシュ、ハナゴンベ幼魚、キャラメルウミウシ×2


まったりビーチで!?

6月25日(月) 天気:くもり 気温:24~26度 水温:22~23度 透明度:10~15m
久々のダイブということで、今日は一日ビーチの予定で、まったりしてきました。
1本目:オレンジハウス前ビーチ
前線の影響かうねりが入っていました。
そんな中、串本と言えばのテーブルサンゴやエダサンゴなどの群生を見てきました。
そしてクロホシイシモチの口内保育を観察しようと予定していたのですが、うねりの為あまり外に出てこずかなり見辛かった。
死滅回遊魚のトノサマダイやスミツキトノサマダイなどがサンゴの隙間でちょこちょこと隠れていました。
ん~、かわいかった。笑
ニセカンランハギ、ニザダイの群れ
2本目:備前
うねりが強く撮影が困難!!ということで、相談の結果2本目はボートにしました。
こちら側はうねりがかなり少なく、快適に潜れました。
砂地にはまったく行かず、根の周辺をじっくりと潜りました。
『ジャパニーズピグミーシーホースはこの辺にいますよ~』
と本日のゲストに案内したら、あっさりと見つけてしまった。笑
今日のゲスト恐るべし!
備前 ナミマツカサ

クチナシイロウミウシ、タテジマキンチャクダイ、オランウータンクラブ、ナミマツカサの群れ、ムレハタタテダイの群れ、キンギョハナダイの求愛


水中フリスビー

6月24日(日) 天気:雨 気温:22~24度 水温:22~23度 透明度:10~15m
雨が降ったりやんだり、時折激しく降ったりと、まさに梅雨らしいお天気でした。
しかしながら北東の風で水面はベタ凪!
移動中の船もまったく揺れることなく、ビューン!と飛んで行くトビウオがとても気持ち良さそうでした。
1本目:サンビラ
『水中フリスビーを持って来たから砂地のポイントに行ってくれ』
と言うことで、イスズミ礁かサンビラか迷ったんですが、みんなサンビラに潜ったことがないというので、サンビラになりました。
サンビラのアンカーを降り、そして砂地に着くやいなや、フリスビーをビューンと投げるのですが……見てる限り以外に難しそう。苦笑
そして、思ったより飛びません!笑
あれは何かコツがいるとみた。
フリスビーをみなでしていたら、サンビラの砂地って泥っぽいでしょ。
すぐに視界が悪くなりました。笑
予想通り。
みなさん、今度はイスズミにしましょうね。
飛んでけ~!もういっちょ!

フリスビー後は、ヒレナガネジリンボウ、ハナミノカサゴ、オドリカクレエビ、ヒラタエイなどを見て楽しみました。
2本目:グラスワールド
『カメが見たい!!』
と言うことでグラスワールドの浅瀬を目指しました。
今日は……残念ながら見れませんでした。
おっと!これで2連敗です。
次こそは必ずとリベンジをメンバーに誓いました。
浅瀬に行く道中では、水温が上がってきているのでソラスズメダイが数を増し、キレイなのがとても印象的でした。
キャラメルウミウシ、ムラサキウミコチョウ、ホウライヒメジなどが楽しませてくれました。


復活!ホタテツノハゼ

6月22日(金) 天気:雨 気温:24~26度 水温:22~23度 透明度:15m
南西の風強く水面は波立っていましたが、そんな上とは裏腹に海の中は水温、透明度共にアーーーップ!
嬉しいですね~!
もう5mmでもぜんぜん大丈夫ではないでしょうか。
1本目:備前
昨日のダイビングログでも書いたホタテツノハゼですが、今日はこの目ではっきりと見ることができました。
いましたよ…しかもペアで…。
もちろん帆はやぶれてませんよ。笑
去年と同じやつですので、15cmくらいまで接近OKです。
新たなところにネジリンボウが引越ししてきていたり、ヒレナガネジリンボウも増えてきてるし、これからさらにハゼワールドが楽しきなってきそうですよ。
備前 ヒレナガネジリンボウ0622備前 ネジリンボウ0622備前 復活!ホタテツノハゼ

他にもカンパチの大群や、1mを超える勢いのツバクロエイなど、マクロ、回遊魚、大物と充実したダイブでした。
備前 カンパチの大群備前 ツバクロエイ

上記2枚は本日のゲストさかもっちさんに頂きました。
ありがとうございます。
2本目:グラスワールド
さらにゲストがちょっと見たくないようなジョーフィッシュの写真を撮ってくれました。
顔の下が気になっていた方も多いはず!
ついに全貌が明らかに…(大げさ)。笑
グラスワールド 見てはいけない!?ジョーフィッシュの全貌

捕食のため出てきた瞬間です!
お腹パンパンのカミナリベラのメスを、オス達が追い掛け回していました。目で追っていると、すぐに集団で上昇して「ササッ!」。
産卵シーンは一瞬のうちに行なわれました。
グラスワールド キャラメルウミウシグラスワールド ベニカエルアンコウ

ベニカエルアンコウの幼魚、ジャパニーズピグミーシーホース×3、キャラメルウミウシ×2、オグロクロユリハゼ、なぞのタコ(名前不明)
3本目:中黒礁
午後から風が相当強くなってきたので、早めの出港で久々の中黒礁。
クロホシイシモチがここほど多く見れるポイントはないんでしょうか?笑
あちこちいっぱいです。
サンビラで見られるヨコスジイシモチもけっこう頻繁に見られ、見た目が地味なクロイシモチも見られました。
ハタタテダイ、ヨスジフエダイ群れ


ゴシキイトヒキベラとトウモンウミコチョウ

6月21日(木) 天気:快晴 気温:21~26度 水温:21~22度 透明度:10m
梅雨だというのに今日は快晴!!気持のいい一日でした。
1本目:住崎
うわさのゴシキイトヒキベラに会えました!
備前、住崎からの発見情報はあったんですが、個人的に見るのは初の魚でした。
ベラの中でもかなり人気度の高いイトヒキベラの仲間。
多くいるのは普通のイトヒキベラ。でも今日のはその仲間のゴシキイトヒキベラです。
何気にイトヒキベラ達を眺めていたら、見慣れぬヤツに釘付けになりました。笑
こんな時にかぎってカメラは電池切れだったりする…。苦笑
次回の単独潜水でリベンジです。
トウモンウミコチョウというムラサキウミコチョウと同じ形の、でも緑で水玉模様のウミウシとも初対面!
今日の住崎は初が2つもありました!
毎日潜っていようと、海も生物も毎回違う。
だから海は止められない!
その他、ヤノダテハゼ、ハナゴンベ、カゴカキダイ群れ、アマミスズメダイ群れ
2本目:備前
背ビレがやぶれていない去年から居るホタテツノハゼがいるらしい!
『えぇ?』
聞いたのは10日ほど前の話で、その時は半信半疑でしたが、やっぱいるみたい。
ずっと巣穴から出てなかったようです。しかも今でもあまり出ていないようです。
これから水温が上がればほぼ見れると思いますが、今は運が良いと会えるというレベルかも。
僕はもう居ないと思っていたから、最近は背ビレがやぶれてしまっているホタテツノハゼを見ていた。苦笑
『全国のホタテツノハゼファンのみなさん!!ガンガン寄れるしかも背ビレのやぶれていない子が現れました。ぜひ撮りに来て下さ~い』
ヒレナガネジリンボウ×3、ネジリンボウ、ヤノダテハゼ、ホタテツノハゼ属の一種3、ミナミダテハゼ。
備前はハゼの宝庫です。
今日はカンパチの大群にも会え大満足でした。
今日の写真はキンギョハナダイです。
ハナダイの仲間では一番多く見られる種です。。
ヨリコバ

明日は3本潜ってきます。南西の風が強い予報だけど、外洋行けるかな?
久々にヨリコバ行きたいぞ~!


あなたは『ほえ~』??、それとも、『ぎょえ~!』??

6月17日(日) 天気:雨 気温:19~22度 水温:21~22度 透明度:10m
梅雨なのに昨日は快晴!だったんですが、さすがに今日は雨でした。
夕方には雨が収まったんですが、またすぐに雨……。
そんな雨で気温は下がっていますが、水温は逆に上がりはじめてきました!!
1週間前には18度だったのに、今日は一番冷たいところでも21度!
先週はダイビング後半で寒さを訴えていたお客さん達でしたが、今日はまったくみなさん大丈夫なようでした。
さて、そろそろウエットダイバーも本格的に潜れる季節になってきましたね。
1本目:住崎
外洋ではおなじみのテングダイですが、この魚は近場(住崎、備前、グラスワールド)ではレアです。
そんなテングダイですが、今は住崎で居ついており、もうけっこうになります。
さて、今日はそんなテングダイの話。ではないんですが、『浅場では少ないテングダイ』なんてスレートに書いてお客さんに紹介していたら、後ろに大きく動く影が!!
一瞬『……?』となりましたが、その影の正体は、1m近いクエでした。驚
時期的に透明度がすっきりしていないので、いきなりあんなデカイのが現れるとビックリしますね。笑
ピカチュウやガラスハゼと言った小物を見たあとだったので、余計に迫力を感じましたよ。
卵を守るガラスハゼ、ピカチュウウミウシ、クシナシイロウミウシ、アオスジテンジクダイの口内保育、キミシグレカクレエビ
2本目:グラスワールド
1cmにも満たないタツノオトシゴの仲間が見れます!とエントリー前にみなさんにお話しても、実際見るとその擬態、大きさに絶句するようです。
顔を20cmくらいまで近づけて、みなさん『ほえ~!!驚』
このリアクションが面白いので、いつもジャパニーズピグミーシーホースを紹介しています。笑
僕が初めてこの生物を見たときは5mmくらいのヤツだったんで、その時は僕も『ほえ~』どころか『ぎょえ~!』でしたけど…。笑
いつまで見れるか分かりませんので、まだ見たことの無い方は、一見の価値有りです!
あなたは『ほえ~』??、それとも、『ぎょえ~!』??
卵を守るナガサキスズメダイ、イトヒキベラのオス同士の縄張り争い、ムラサキウミコチョウ、ハナゴンベ幼魚


久々の島廻り

6月12日(火) 天気:晴れ 気温:19~25度 水温:20~22度 透明度:10~15m
今日もええ凪です!
と言う訳で、と言う訳ではないのですが(笑)、久々に外洋へ行ってきました。
ポイントは2の根!と意気込みいざポイントに到着してアンカーを降ろしてみると、なんと潮が速かった。
と言うことで、流れの影響をあまり受けない島廻りへ移動!
1本目:島廻り
個人的にもかなり久しぶりだったので、いつもとはまた違ったワクワク感が。
トップ5mの根の上には人懐っこいシラコダイの群れ群れ群れ。
近場エリアにはない風景です。
イソギンチャク畑の付近には、キンギョハナダイ、カシワハナダイ、コガシラベラ、オトメベラ……と賑やかでした。
深場ではテングダイがあちこちで見られ、タカベの群れ、メジナの群れもいっぱいでした。
そして最後のシメにはかわいいキンチャクガニ。
エキジット直後、船のすぐ横で水面から背びれを出して泳いでいるサメがいました!
1mくらいかな?少しの時間でしたが船の周りをうろちょろしてました。
発見時がほんとに船のすぐ横だったそうで、もう少しエキジットが遅ければ水中で会っていたかも。
くやしぃ~!!痛恨のニアミス。苦笑
2本目:備前
ホタテツノハゼ狙いで潜ってきました。
しかしその前にいきなりヒレナガカンパチの群れ30匹くらいが目の前に現れました。
『そんなにブンブン泳ぎ回ったらハゼが引っ込むじゃんか!』
と、ゲストは思ったらしいです。笑
僕は『カンパチさいこ~!』なんて思ってたんですけどね。笑
備前 ヤノダテハゼ(先日の写真です)

ホタテツノハゼ以外にも、ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ、ヒレナガネジリンボウなどいつものアイドル達が見れましたよ。
透明度はまだ回復してませんが、水温が昨日より2度ほど上がってましたよ。


ええ凪が続いております

6月11日(月) 天気:晴れ 気温:17~25度 水温:18~22度 透明度:10~15m
ええ凪が続いております。
『毎日こんなんやったら最高やのに…』
遠くを見ながらついついそんな事を思ってしまいます。
しかしながら、透明度と水温は相変わらずです。苦笑
でも、生物は豊富に見れるんでOKなんですけどね~!
1本目:備前
リクエストでハゼエリアへ。
でも、まずはアザハタの根で少し遊びます。
キンメモドキ、アザハタ、クロホシイシモチの大群とワイドにはお勧めのシュチュエーション。
なんせ今日は、マクロを撮りたいお客様、ワイドレンズをお持ちのお客様、ビデオをお持ちのお客様、種類が豊富です!
ヤシャハゼ、ホタテツノハゼ、ヤノダテハゼ、オドリカクレエビ……。
っと、今日はここでデコが出そうだったんで切り上げてきました。
明日もみなさん潜られるので、この続きは明日。
備前 オオモンカエルアンコウの幼魚(写真は先日のです)

アンカー横の根では、オオモンカエルアンコウの幼魚、イロカエルアンコウの幼魚、ムレハタタテダイの群れ。
エキジット直前まで被写体はいっぱいなのだ。
2本目:グラスワールド
ジョーフィッシュが口内保育をしていました。
って、前から言ってるんですが、もうハッチアウトしただろうと思っていたんです。
先月の26日に、卵は目もはっきりと見える状態だったのであれから16日……。
これはどう考えてもハッチアウトし、再び産卵したんですね。
ゲストをいいポジションに誘導するので僕の距離からは卵がはっきりと見えなかったんですが、きっと卵はまだそんなに育ってないはず。
『また次回見てみようっと!』
ジャパニーズピグミーシーホース×2、キャラメルウミウシ、ニシキウミウシ、イトヒキベラの争い、ハナゴンベ幼魚
生物豊富で面白ですよ~!
※7月の連休の予約がちょこちょこ入り始めました。
マリンステージにお越し予定のお客様は、なるだけ早く確定のご連絡を下さいますようお願いします。


不意打ち撮影

6月10日(日) 天気:晴れ 気温:17~22度 水温:18~22度 透明度:10~15m
連日良い凪で~す。船もまったく揺れず、まさに快適そのもの。
天気も良いし最高でした。
しかし、水温がいま一つ上がらず。
ロクハン(6.5mmスーツ)から5mmに変えるのはまだまだ先のようですね。
1本目:サンビラ
サンビラの砂地、面白いですよ~!
いつもの顔ぶれですが、備前などでは見れないカスリハゼ、クサハゼ、タツノイトコ。
フォト派ダイバーにはクサハゼが超オススメ!!
ブルーのラインがとても鮮やか!!どんなに綺麗かはその眼で確かめに来て下さい!
さらにヒレナガネジリンボウとハナハゼの共生。
そして、今日は大きなワニゴチも見られました。
大きなオオモンカエルアンコウもちょっとチェックに向かったのですが今日はお留守のようでしたよ。
その他、ハナミノカサゴ、キビナゴ群れ。
2本目:住崎
大きなピカチュウウミウシが同じ岩で高確率で見れてます。
もう少し水温が上がるピカチュウが見れなくなってきますので、見たい方はお早めに!
イトヒキベラのオスがメスに求愛(?)していました。
この時期なら、そこら中で見れるんですが、この時のオスの婚姻色と言ったら、そりゃあもうなんとも素晴らしい体色で(何度も言ってますが)、イトヒキベラを知らない方でもついつい目を奪われます。
しかしながら、この婚姻色を撮ろうとやっけになって追いかけたりすると、たちまち婚姻色を止め、いつもの体色に戻ってしまいます。
この色の変わりようったら、すぐ!なんです。
なので婚姻色をバッチリとカメラに収めたい方は、決して追いかけてはいけません。
気配を消し、あたかも『あなたなんか撮りませんよ』という雰囲気にして、いざ近くに来たらいきなりパシリっ!
その名も『不意打ち撮影』(そのまんまかよ。笑)
この作戦がいいのではないでしょうか?
みなさんもぜひ試してみて下さい。
その他、スミレナガハナダイ、イボイソバナガニ、ゾウゲイロウミウシ、ニシキウミウシ、カゴカキダイ群れ、アマミスズメダイ群れ
住崎 ゾウゲイロウミウシ

明日はハゼリクエストで備前です。
※マリンステージはみなさまのリクエストをベースにポイント選びやガイドをいたしますので、初めての方もお気兼ねなくお申し付け下さいね。